最近ネットでよく「トライオートETF」という言葉を聞きます。
ある人の言うには「めっちゃ利益が出てる」らしい。
またある人の言うには「寝ているだけで資産が増えた」らしい。
それならトライしなきゃ損でしょってわけで(トライオートなだけに)、遅ればせながらトライオートETFを始めました。
仕組み自体は理解したものの、このサービスの特性やコツなどはほとんど未知のまま開始したので、勉強しながら運用していこうと思います。
運用もまずは控えめにしており、取引証拠金は30万円入金していますが、動かしているのはトライオートETFの提示する推奨証拠金にして20万円いかない程度だけです。
トライオートETFの理解を深めながら、徐々に取引する額を上げていこうと考えています。
この記事では自分の勉強も兼ねて、トライオートETFの始め方を纏めます。
トライオートETFに興味があるけどまだ何も知らない人、放ったらかし投資に興味がある人はぜひ読んでみてください。
Contents
トライオートETFについて知ろう
投資にあまり馴染みがない人は「ETF」と聞いてもピンとこないかもしれません。
ETFとは、特定の指数、例えば日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)等の動きに連動する運用成果をめざし、東京証券取引所などの金融商品取引所に上場している投資信託です。
要するに、株などの個別の銘柄に対してではなく、例えば「日経平均株価」や「NYダウ平均株価」などの「指数(インデックス)」に投資する金融商品です。
個別の銘柄に対して値動きを予想するわけではなく、いわば「市場全体の値動き」を予想するわけですから、<おおよそ>で予想しやすく運用しやすいという利点があります。
トライオートETFは、このETFの取引を自動化したサービスです。
FX(外国為替)の自動売買システム(シストレ)のETF版と考えれば、ほぼ間違いないです。
また、なんと、トライオートETFはFXのようにレバレッジ取引であり、5倍のレバレッジがかかります。
少ない証拠金で大きな金額を取引することが可能なため、基本的にハイリスク・ハイリターンな投資スタイルになります。
さらに、トライオートETFで選択できる設定(商品)の中には、さらにハイリスク・ハイリターンを求める人向けの設定もあります。
トリプルとかライジングとかの単語が意味するのがそれです。
コツコツとではなくドカンドカンと利益を求める人にも向いているサービスと言えそうです。
- トライオートETFはFXのシステムトレードのETF版。
トライオートETFで利益が出る仕組み
トライオートETFで利益が出る仕組みは、FXの自動売買(たとえばループイフダン)で利益が出る仕組みと同じです。
トライオートETFを運営しているインヴァスト証券は元々FXもやっていて、トライオートFXという自動売買システムを提供しています。
トライオートETFはそこから派生したサービスと言えますね。
相場の上げ下げに合わせて売買を自動で繰り返し、コツコツと利益を積み上げていきます。
こんなイメージです。
「安いときに買って」「高くなったら売る」を繰り返していくわけですね。
トライオートETFを設定しよう
では、いよいよトライオートETFの設定をみていきます。
証拠金を入金したら、まず「自動売買セレクト」の画面から自動売買を仕掛ける商品を選択します。
ナスダック、S&P、日経225、WTI原油やGOLDなど、様々な指数が揃っています。
私はその中でもネット上でも評判がよく、設定画面上でもリターン順位が上位の「ナスダック100」指数を選択しようと決めていました。
ナスダックは米国のハイテク優良企業から構成される株価指数で、Apple、Amazonなど私たちにもお馴染みの大企業が名を連ねます。
さて、トライオートETFの「自動売買セレクト」画面を見ると、ナスダック100指数だけでも複数あります。
次の画像はセレクト商品をナスダックだけで絞ったものです。
今回は、この中からリターン順位1位と2位の「ナスダック100トリプル_ライジング」と「ナスダック100トリプル_スリーカード」を運用してみることにします。
やっぱり実績のあるものを選択するのが最良ですからね。
それぞれの商品を説明する前に、まず「ナスダック100」と「ナスダック100_トリプル」について知っておきます。
「ナスダック100」はその名の示す通りナスダック100指数を対象とする取引です。
ナスダックが1円値上がりすると、1円の利益になるわけです。
それに対して「ナスダック100トリプル」はナスダック100の3倍の値動きをするようにデザインされた商品です。
ナスダックが1円値上がりすると、3円の利益になるわけです。
当然、値下がりした時の損失も3倍なので、リスクもリターンも3倍というわけですね。(エキサイティング・・・!)
- ナスダック100トリプルは、ナスダック100指数の3倍で値動きする商品。ゆえにハイリスク・ハイリターン。
「トリプル」について理解したところで、次はお尻の「ライジング」とか「スリーカード」について説明します。
それぞれの商品の説明の前に、次のような特徴があることだけ覚えておきましょう。
- ライジング・・・上昇トレンドの相場に強く、大きな利益を上げやすい利益特化。
- スリーカード・・・上昇トレンドの相場に強く、ライジングよりも利益と損失のバランスが良い。
- 追尾・・・同じところを行ったり来たりするレンジ相場に強い。
それでは、今回選択した商品の説明にいきましょう。
ナスダック100トリプル_ライジングとはどんな商品?
ライジングではない通常の商品は、先に説明したように一定の利幅で利益を積み重ねていきます。
それに対し、ライジングは「上昇トレンドを狙う大きめの利幅」と「小幅な利幅」の2タイプの注文を組み合わせて運用することで、上昇局面で利益を積極的に積み上げることを重視するようにデザインされています。
先述した図と比べてみてください。
コツコツと利益を積み上げていく小幅な売買に加え、大きく値上がりした局面で売却する大きめの値幅の取引があります。
上昇トレンドの相場の中では、より大きな利益を狙えるというわけです。
逆に下落トレンドの中では売るチャンスがなかなか訪れないため、損失が膨らむ可能性があります。
以下のポイントをチェックしておきましょう。
- ライジングは「上昇トレンド」の相場で威力を発揮する。
- ライジングは「より大きな利益を狙える」ようにデザインされている。
- ライジングは「下落トレンド」の中では損失が膨らむ可能性がある。
ハイリスク・ハイリターンなトライオートETFの中でも、さらにハイリスク・ハイリターンな商品だと覚えておきましょう。
私はハイリターン大好きなので、これを選択しました。
(ハイリスクは嫌いですけどね・・・)
ナスダック100トリプル_ライジングを10万円で運用してみる
ナスダック100トリプル_ライジングを推奨証拠金10万円で運用してみます。
下記の画面から分かるように、10万円の証拠金では数量4くらいが限界ですね。
上から3注文が利確幅の小さな注文、そのあと3注文が利確幅の大きな注文になっていますね。
それぞれ3注文ずつ、合計6つ注文が行われるのがライジングです。
なお、フォロー値やカウンター値を含め、数量「4」以外は全てデフォルト値です。
フォロー値やカウンター値が何なのかは、また別の記事で纏めることにします。
ナスダック100トリプル_スリーカードとはどんな商品?
次にナスダック100トリプル_スリーカードについてです。
スリーカードは簡単に言うと「相場が下がったときは注文が少なく、上がったときには新規注文と決済を積み重ねる」ロジックです。
こうすることで、上昇トレンドの相場においてより回数を多く利益を積み重ねていくのです。
細かく説明するなら、3本の特性の異なる注文が同時に動くことでこのような動きをするのですが、そこまで理解しなくても上の図のイメージを持っていれば良いでしょう。
ライジングが1回の利確で値幅を大きくする注文を含めるのに対し、スリーカードは利確の回数を増やして利益を大きくする手法と考えればよいかと思います。
インヴァスト証券のホームページにも記載がありますが、スリーカードは「ライジングに比べ確定利益と評価損失のバランスが取れているので中長期で保有し、置きっぱなしにするような投資スタイルに向いている」と考えられます。
ライジングのリスクでは厳しい人はスリーカードを選ぶと良いでしょう。
ナスダック100トリプル_スリーカードを10万円で運用してみる
ナスダック100トリプル_スリーカードを推奨証拠金10万円で運用してみます。
こちらは数量「2」が10万円の限界でした。もっとお金欲しい。
ここまで理解しなくても運用はできますが、3本の特性の異なる注文が3セットで、合計9つの注文となるのがスリーカードです。
「No.1,2,3」「No.4,5,6」「No.7,8,9」で、利確幅、フォロー値、カウンター値が異なるペアとなっていることが分かりますか?
これが先ほど説明した「3本の特性の異なる注文」のセットです。
おわりに
ナスダックが史上最高値を更新し続ける中で運用を開始しました。
が、私の運用開始直後にナスダックは調整を開始。(トランプさんの発言等々で・・・)
上昇相場に強いカードで組んでいるので、現在は含み損を抱えた状態となり、元本割れしています。
ごく少額の元本割れなので、気にせず放置プレイですけどね。
しばらくは設定を変えずに放置プレイで様子を見ようと思います。
運用成績はブログで公開していきますので、よければチェックしてみてください。
みんなで利益出したいですね。
◆GMOクリック証券
米国株CFD、日本株CFDならびに株価指数CFD。商品CFDも豊富。
◆LINE証券
1株から買える単元未満株を取り扱う。軽く投資を始めたい人に。
◆SBIネオモバイル証券
1株から買える単元未満株を取り扱う。手数料が定額制で売買頻度が多い人に。
◆PayPay証券(旧One Tap BUY)
1,000円から端数株(0.01株など1株未満)を購入できる。日本、米国の優良企業が揃う。
◆アイネット証券
FX(為替取引)の自動売買「ループイフダン」
◆ひまわり証券
高レバレッジCFDのくりっく株365。配当もある日経225やイギリスFTSEに。
◆SBI証券
ネット証券最大手。つみたてNISA、iDeCoにも。