投資全般

【投資の基礎知識】大損しないための損切りテクニック。逆指値注文のやり方、使い方を知ろう。

小雀ちゃん
小雀ちゃん
含み損の拡大を防いで損失を最小限にするためのテクニックとして「逆指値注文」のやり方を知っておこう

株でもFXでも先物でも、建玉が増えてくるとそれぞれを監視し、状況に応じた注文を細かく出すのは難しくなります。そうでなくても、専業トレーダーでもない限りは仕事や授業で値動きを確認できる時間は限られるでしょう。

半日チャートから値を離しただけで相場が一気に動き、損切りする暇もなく大きな含み損を抱えてしまう・・・そして結局、大きくマイナスになった建玉を損切りするしかなくなってしまう。そんなことは当たり前にある話です。

そうならないように、予め許容できる損失の範囲で損切りの設定をしておく注文方法として「逆指値注文」があります。この記事ではこの「逆指値注文」のやり方を説明します。

しっかりとやり方と効果を覚え、建玉を持ったらできるだけ逆指値を設定しておくようにしましょう。

投資の世界で大切なのは「いかに儲けるか」ではなく「いかに損をしないか」です。含み損を拡大させないための「逆指値注文」のやり方は必ず知っておくべきものです。

逆指値注文とは何か

ご存知とは思いますが、まず先に「指値注文」について簡単に説明しておきます。指値注文とは次のような注文のことです。

指定した価格で買う注文、または指定した価格で売る注文。

例えば、ある株の「現在価格が30万円の時に20万円で買い注文を出す」場合には「20万円で買いの指値を注文する」というように使います。売りの場合も同様で、株価の「現在価格が22万円の時に40万円で売り注文を出す」場合には「40万円で売りの指値を注文する」というように使います。

つまり「安くなったら買う、高くなったら売る」という注文が指値注文ということです。

 
逆指値注文とは、この指値注文とは逆の注文方法になり、次のような注文のことです。

指定した値段以上になれば買う注文、または指定した値段以下になれば売る注文。

言葉にすると分かりにくいので、こちらも図で理解しましょう。

 
指値注文との違いが分かりますか?

指値注文が「安くなったら買う、高くなったら売る」だったのに対して、逆指値注文は「高くなったら買う、安くなったら売る」注文です。指値注文とは逆になることから逆指値注文と呼ばれます。

通常であれば「安くなった買う、高くなったら売る」の指値注文が売買の原則に適った方法です。普段の買い物やオークションなどでの取引もこの考え方でやっていると思います。

では、逆指値注文の使いどころはどのような場合でしょうか。色々と使える場面はありますが、この記事では「大損しないための損切りテクニック」と銘打っていますので、そのやり方、使い方を解説します。

逆指値注文のやり方、使い方

逆指値注文の最も効果的な使い方は「損切り注文」です。

「損切り」とは含み損を抱えてしまった時に、含み損がさらに大きくなってしまう前に決済し、損失の小さいうちに損失確定してしまうことです。

下の図のように、30万円の買いの建玉を持っているとき、含み益の間に売り損ねて値下がりを始めてしまったとします。「また値上がりするかもしれない」と思い建玉を持ち続け、耐えきれずに20万円(黄色の○)で決済してしまうと損失は10万円です。

その前に、例えば「含み損が5万円を超えたら決済する」と決めておき、25万円(緑色の○)になったら見切り決済をすれば、損失は5万円で済みます。これが「損切り」です。

 
この「思惑と逆方向に相場が動いたときに、損失拡大を防ぐために予め決めて置いた金額で損切りをする」ために使える注文が先ほど説明した「逆指値注文」です。

買いの建玉を持っている場合の逆指値注文と、売りの建玉を持っている場合の逆指値注文の例を、以下の図でそれぞれ見ていきましょう。

 
逆指値注文をしていたことで、損失を許容できる最低限で留めることができています。

もちろん、利益が載っているうちに決済してしまうのが一番良いのですが、相場の変動が急だったり、予測と反対方向に相場が動いたりするため、なかなか上手くはいかないことも多いものです。

先にも述べましたが、投資で最も大切なことは「如何に利益を上げるか」よりも「如何に損失を出さないか(損失を小さくするか)」です。

逆指値注文は株式だけでなく、相場の急変が多い為替や先物取引などでも有効な手法です。ぜひ建玉を持ったら逆指値を設定し、許容できる範囲での損失に留めることを意識しましょう。

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