投資全般

【投資の始め方】CFDと先物なら決済期限のないCFDで中長期運用を前提に考えたい。有効なのは積立と自動売買だけど、自動売買には資金余力が必要。

小雀ちゃん
小雀ちゃん
先物とCFD、選ぶならCFD

当たり前ですが、先物とCFD、どちらがいいかは、その人の運用スタイルや実力にも依ります。ですが、私はCFDを選びたいと思います。

CFDの方が向いている人は、私のように、チャートやインジケータを使った相場の値動きの予測に自信を持てない人。私のように損切りの苦手な人。

そして、実際に日経先物ミニに挑戦して、わずか3カ月で200万円の損失という大敗を経験した、私のようになりたくない人。

先物とCFDの違い

先物とCFDの違いについては、以下の記事に纏めています。また、どちらを選ぶべきかの観点も記載しています。

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この記事では日経平均やNYダウなど株価指数を原資としたCFDを取り上げます。その場合、大きな比較観点は以下の通りです。

先物とCFDの比較

最も大きな違いは「SQ日の到来による強制決済の有無」です。先物は強制決済がありますが、CFDにはありません。

つまり、長期保有が出来るのがCFDということです。これがCFDの最大のメリットです。

先物の場合は「限月」という期限がありますので、期限が到来したら問答無用に強制決済になります。長期での株価指数の動きが予測できる凄腕トレーダや、チャートに張り付いてのスキャルピングやデイトレが出来る人は、先物でも利益が出せると思います。

しかし、サラリーマンや学生など、取引ツールを触る時間が少ない人には、中長期を見据えて運用できるCFDの方が向いていると思います。

CFDの投資方法

CFDの投資方法で私が有効と考えるのは「積み立て」と「自動売買」の2種類です。

積み立てのメリットは、定期的に買い付けて平均取得単価を散らばらすことができるので、「リスクを低くできる」ことです。

積立で取得単価を平準化する

一気に多額を突っ込んでしまうと、相場が大きく動いてしまった場合に大きな含み損を抱えてしまいかねません。もちろん、大きな含み益にもなり得ますが、リスクは極めて高いと言えます。

積み立て投資ならば、積み立てのタイミングでCFD指数が上がっていても下がっていても淡々と買い付けるので、平均取得単価を下げることができます。これにより、大勝ちもしないが大負けもしないリスクヘッジの効いた運用ができます。

また、積み立ての場合、基本的には中長期の運用が前提になります。コツコツと保有数を増やしつつ、値上がりを待つわけですから。

中長期の運用が前提になるので、配当金によるインカムゲインが期待できます。イギリスのFTSE100などは配当率も良く、取得単価も低いので積み立て向きです。

自動売買は、ツールに設定した通りに売買を繰り替えす投資方法です。FXでは以前から自動売買ツールが多くありましたが、最近ではCFDでも自動売買が出来るツールが登場しています。

買いと売りを繰り返す

自動売買のメリットは「放ったらかしでOK」ということと、設定した値幅で利確や損切りを自動で行えるため「リスクを平準化できる」ということです。また、想定から外れた場合は自動売買を止めるようにしておけば、損失の拡大を防ぐこともできます。

それぞれのやり方で、利用可能な証券会社やツールなどを見ていきましょう。

積み立て

CFDの積み立ては、やろうと思えばCFDを扱っているどの証券会社でも出来ます。自分で積立サイクルを決めて、定期的に自分で購入すれば良いだけですから。

SBI証券や岡三オンライン証券などが良いでしょう。すでに株やFXなどで口座を開いていればすぐに始めることができます。もちろん、初めての口座開設もオンラインから簡単にできます。

自分で購入を繰り返すのは面倒なので自動で積み立てたいという人は、銘柄は限られますがワンタップバイ積み株というワンタップバイが提供するサービスがあります。

米国の主要企業の株を小額から積立することができるツールですが、S&P500指数にも対応しています。私はワンタップバイで毎月このS&P500指数を積み立てています。

また、CFDとは少し違いますが、似たような金融商品のETFを定期的に積み立てるのも良いと思います。

ETFについては別の記事で紹介しようと思いますが、先物やCFDよりも少ない資金で始めることができます。

日経平均先物(miniを含め)で見た場合、必要な資金も大きく、このところ荒れ模様になっていますので、CFDで取引単位を小さくしつつ、積み立てで値上がりを待つ戦略の方が良いように思います。

自動売買

CFDの自動売買が出来るサービスも登場しています。有名なのはマネースクウェアの「株価指数トラリピ」とひまわり証券の「ループ株365」です。

マネースクウェアのトラリピはFXの自動売買ツールとして有名ですね。トラリピは略称で、正確にはトラップリピートイフダンと言います。

自分で設定したルールに基づき、自動で売買を繰り返してくれるツールですが、CFDでも使えます。

また、ひまわり証券のループ株365も同じようなサービスです。ひまわり証券もFXの自動売買ツールであるループイフダンが有名ですね。

対応しているのは、どちらも次の主要な4種です。

  • 日経225証拠金取引(日経225)
  • NYダウ証拠金取引(NYダウ)
  • DAX®証拠金取引(DAX)
  • FTSE100証拠金取引(FTSE100)

ただ、自動売買は設定に従って複数の売買注文を仕掛けますので、その分、証拠金が多く必要になります

日経225で運用する場合、リスクを考えると少なくとも200万円くらいは用意しておきたいところで、これが大きな障壁になると思います。

また、どちらのサービスも買いだけでなく、売りでも仕掛けられます。買いと売りを両方仕掛けることにより、上昇と下落のどちらでも利益を出すチャンスを作り、かつリスクヘッジをすることもできます。

これは大きなメリットですが、その分だけ必要な資金が増えてしまうのが難点です。自動売買は利用価値の大きなツールですが、大きな資金余力が必要なところが簡単に始められない要因ですね。

自動売買ツールとしてもうひとつ、有名な「トライオートETF」というツールもあります。こちらもいずれ記事に纏めたいとは考えていますが、このツールは売り(空売り)に対応していないのが難点です。

必要な資金はCFD(正確にはくりっく株365)のトラリプやループ株365よりも少なくて済むのですが、買いでしか自動売買を仕掛けられないので融通が利きません。

今のところ、CFDやETFで有効な自動売買ツールはないので、やはり積み立てが良いと個人的には思っています。

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