LINE FXには2つのデメリットがあります。
- 取引単位が1万通貨のみ
- 通貨ペアが少ない

LINE証券はこちらの記事で紹介しているとおり、かなり利用価値が高く良いサービスなのですが、LINE FXの方はまだまだこれからの拡充に期待、という感じです。

取引通貨が1万通貨のみ
まずLINE FXの取引単位は1万通貨しかありません。(2020年8月現在)
さすがに今後、これは改善されていくとは思うのですが、今のところは1万通貨単位で売買するしかありません。他のFX証券会社では、1万通貨単位と1,000通貨単位を選べるので、この点は大きなデメリットです。
1,000通貨単位に比べて、ポジション1つあたりの必要証拠金が多くなりますし、利確や損切りの単位も大きくなってしまいます。1,000通貨単位の方が融通が効きます。例えば1万通貨を持ちたければ10ポジション持てばいいことになります。
通貨ペアが少ない
LINE FXで取引できる通貨ペアは10種類です。(2020年8月現在)
通貨ペアとスプレッドは下表のとおりです。
デメリットとして上げましたが、主要通貨ペアは揃っているので、レアな通貨ペアで取引したい人以外は困ることはないと思います。
通貨ペア | スプレッド |
---|---|
USD/JPY | 0.2銭(20pips) |
EUR/JPY | 0.3銭(30pips) |
GBP/JPY | 0.6銭(60pips) |
AUD/JPY | 0.4銭(40pips) |
NZD/JPY | 0.9銭(90pips) |
ZAR/JPY | 0.8銭(80pips) |
TRY/JPY | 1.5銭(150pips) |
EUR/USD | 0.3pips |
GBP/USD | 0.6pips |
AUD/USD | 0.4pips |
スプレッドは、公式がメリットとして挙げているだけあって、業界最狭の水準です。ただし、他のネット証券も競争で下げつつあるため、特別に大きなメリットということでもありません。ちなみに、1銭は1円の百分の一で、1銭=0.01円です。
1ポジションは1万通貨なので、USD/JPYの場合は2円(0.0002円×1万)のスプレッドとなります。
キャッシュバックキャンペーンは乗るべき
LINE FXは初回口座開設キャンペーンを大々的に実施していますので、特典だけでもゲットしておく価値はあります。LINEが運営しているだけあり、LINE Payなどと同様に大規模なキャッシュバックキャンペーンを展開しています。
これだけ大きな還元キャンペーンを打ち出している証券会社は他にありません。

① LINE証券に口座開設で3,100円分のキャッシュと株をもらえる。
LINE証券に口座開設すると1,000円のキャッシュバックと、2,100円分の株(3株分)をもらえます。口座に入金しなくても、口座開設だけでもらえるというところがポイントです。使うつもりがなくても、とりあえず口座開設して特典だけもらっておくとよいです。
② LINE FXに口座開設で5,000円分のキャッシュと株をもらえる。
LINE FXに口座を開設して1取引すると5,000円のキャッシュバックをもらえます。こちらは1取引が条件なので、入金して1取引だけはしておく必要があります。
次々にキャンペーンを打ち出していますので、今のキャンペーンが終わっても次のキャンペーンが始まると思います。LINE証券はとても有益なので、口座開設特典だけもらったら株をメインに使い、LINE FX
の方は改善されるのを待つのも良いと思います。
◆GMOクリック証券
米国株CFD、日本株CFDならびに株価指数CFD。商品CFDも豊富。
◆LINE証券
1株から買える単元未満株を取り扱う。軽く投資を始めたい人に。
◆SBIネオモバイル証券
1株から買える単元未満株を取り扱う。手数料が定額制で売買頻度が多い人に。
◆PayPay証券(旧One Tap BUY)
1,000円から端数株(0.01株など1株未満)を購入できる。日本、米国の優良企業が揃う。
◆アイネット証券
FX(為替取引)の自動売買「ループイフダン」
◆ひまわり証券
高レバレッジCFDのくりっく株365。配当もある日経225やイギリスFTSEに。
◆SBI証券
ネット証券最大手。つみたてNISA、iDeCoにも。