3分でわかるPayPay証券で日本株に投資する方法。
PayPay証券では1,000円以上・1,000円単位で株を買うことができます。
たとえば任天堂や東京エレクトロンのような、普通の証券会社だと最低でも数百万円が必要になる銘柄でも、PayPay証券なら1,000円から買うことができます。
LINE証券など1株から買えるアプリもありますが、1,000円で株を買えるアプリは今のところPayPay証券だけです。
PayPay証券
PayPay証券はスマホアプリでの取引に特化したスマホ証券です。
複数のアプリがありますが、この記事では日本株に投資ができる「PayPay証券アプリ」について説明します。
なお、証券口座はどのアプリでも共通なので、口座を開設すれば同じPayPay証券のIDでログインできます。
▼PayPay証券アプリの取引対象
PayPay証券アプリでは「日本株・日本ETF」「米国株・米国ETF」を取引できます。
投資信託も2本ありますが、グローバル投信のため、この記事では触れません。
PayPay証券アプリの取引方法
PayPay証券の特徴は1,000円以上・1,000円単位で株を購入できることです。
取引は成行のリアルタイム決済なので、注文したときに約定します。
PayPay証券では指値取引は利用できません。取引時間外の注文は予約注文となり、取引時間になると成行で決済されます。
PayPay証券では取引手数料や月額利用料などはありません。取引ごとにスプレッドが加減算され、これが手数料相当となります。
スプレッドは購入の場合には加算、売却の場合には減算され、その金額が取引金額となります。
時間帯 | スプレッド率 |
---|---|
取引時間内(※) | 0.5% |
上記以外 | 1% |
(※)東京証券取引所の立会時間(前場:9時~11時半、前場:12時半~15時)
冒頭にも書いたように、PayPay証券のメリットを最大限に活かすには少額かつ積立がおすすめです。
しかし、PayPay証券の日本株では自動積立ができません。そのため、取引時間中に買うか、毎日予約注文をする必要があります。
なお、米国株では自動積立が可能です。(つみたてロボ貯蓄アプリ)こちらのページで説明しています。
PayPay証券アプリの取扱銘柄
PayPay証券の対象銘柄は2022/03/20時点では下表のとおりです。
▼取扱銘柄(国内株)
取扱銘柄 | 取扱銘柄数 |
---|---|
日本個別株 | 160銘柄 |
ETF | 4本 |
REIT | 4本 |
※2022/03/20月時点
個別株は日本を代表する優良企業が厳選されています。
ETFは日経平均に連動する以下のETFです。
取扱銘柄 | 説明 |
---|---|
日経225連動型上場投資信託 | 日経平均と同等の値動き |
日経平均レバレッジETF | 日経平均の2倍の値動き |
日経平均インバースETF | 日経平均と逆の値動き |
日経平均ダブルインバースETF | 日経平均と逆の2倍の値動き |
参考までに、外国株の取扱い銘柄は下表のとおりです。
▼取扱銘柄(外国株)
取扱銘柄 | 取扱銘柄数 |
---|---|
米国個別株 | 146銘柄 |
ETF | 26本 |
※2022/03/20月時点
PayPay証券アプリの入金方法
他の証券会社と同じように、PayPay証券の証券口座に入金して買い付けします。
銀行口座の残高を利用する「おいたまま買付」もありますが、制限があるので証券口座へ入金する方が良いです。(後述します)
▼証券口座に入金する
証券口座の開設時に、専用の口座がみずほ銀行内に設定されます。
アプリで確認できるので、この口座へATMやネットバンキングから入金します。
振込手数料は入金者の負担となるので、最初にある程度の金額をまとめて入金しておくのがおすすめです。
▼おいたまま買付サービス
おいたまま買付サービスは、銀行口座に残高があればそこから取引が行えるサービスです。
証券口座に入金する手間は省けますが、以下の制限があります。
- 1万円以上から、1万円単位での買い付けのみ(1,000円から買えない)
- 2万円未満の場合、1回あたり110円の手数料(2万円以上は無料)
2万円以上でしか売買しない場合は便利ですが、PayPay証券のメリットを活かせないので、証券口座に入金する方法のほうがよいと思います。