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株価指数CFDの調整額を解説。価格調整額、権利調整額(配当)、金利調整額

株価指数CFDの調整額
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CFDはレバレッジによる資金効率の良さや、先物と違って決済期限が無いことで人気の投資方法です。株価指数CFDだけではなく、個別株CFD、商品CFDなど種類も豊富です。

この記事では、株価指数CFDを例にして「3種類の調整額」を説明します。ゴールドや原油などの商品CFDでも基本は同じです。

株価指数CFDの3つの調整額

同じ株価指数CFDでも、調整額は銘柄(日経225、NYダウなど)で異なりますし、ポジション(買い、売り)でも異なります。

当記事では代表的な「日経225」「NYダウ」「ドイツDAX」「イギリスFTSE」の4つの株価指数で比較しつつ、3種の調整額について説明します。

株価指数CFDの調整額とは

CFDの調整額は次の3つです。

  1. 価格調整額(ロールオーバー)
  2. 権利調整額(配当)
  3. 金利調整額(ファンディングコスト)

株価指数CFDは権利日に配当金の分配があったり、決済期限が無いため長期で保有することができるなどのメリットがあります。

その一方で金利の支払いが発生するので、配当が無い銘柄を長期で保有すると金利負けしてしまう場合もあります。

CFDは長期保有に向かないと言われるのはそのためで、権利調整額と金利調整額を考慮して長期保有できるかを確認しなければなりません。

① 価格調整額(ロールオーバー)

価格調整額は先物を原資産としているCFDで発生します。

原資産である先物のロールオーバ(限月の乗換)による損益調整で発生するものです。

CFDが参照している先物は期近の出来高が1番多い限月ですが、先物には決済期日があります。CFDには決済期限がないため、期日以降は次の限月の先物へと乗り換えが発生します。

例えば日経平均CFDを持っている場合、CFDは6月までは6月限月の先物を参照します。このCFDは6月の決済期日を通過した時に、次の9月限月の先物に自動的に乗り換えます。

限月が異なる先物はそれを反映した価格になっているため、乗り換え時に価格差異が生じます。それを調整するのが価格調整額です。

CFDの価格調整額

価格調整額は「ロールオーバ時の価格差」と「ポジション(買い/売り)」によってプラス・マイナスが決まります。

ロールオーバ後の価格 買いポジション 売りポジション
価格が上がっている マイナス プラス
価格が下がっている プラス マイナス

先物の価格は配当を織り込んでいるため、価格調整額は配当相当と考えられます。配当落ちの影響で先物価格が下落するので、それを調整するために価格調整額が発生するのです。

上の表では「価格が下がっている」「買いポジション」のケースです。

② 権利調整額(配当)

権利調整額は、ETFや株式を原資産としているCFDで発生し、原資産の配当金や分配金に相当します。

株やETF場合、権利確定日まで保持していると配当や分配がもらえますが、CFDにも相当額が付与されます。

CFDの権利調整額

株の信用取引と同じように考えれば、買いポジションの場合は受け取り、売りポジションの場合は支払いとなることが分かると思います。

比較項目 買いポジション 売りポジション
権利調整額 受け取り
支払い

ちなみに、日経225CFDの配当金は2018年を例にすると「40,834円」でした。中長期の運用を前提とすると、権利調整額の配当狙いという選択肢も良いと思います。

ただし、ドイツDAXは配当金織り込みの株価指数であるため、CFDでも権利調整額は得られません。同様に売りのポジションでも権利調整額の支払いはありません。

2018年の各CFDの権利調整額の実績をまとめました。(くりっく株365の場合)

株価指数CFD 権利調整額
日経225 日本 40,834円
NYダウ アメリカ 56,692円
DAX ドイツ 0円
FTSE100 イギリス 30,945円

権利調整額はレバレッジを効かせて保持しているポジションも同様に得られますので、配当を目的にCFD積み立てる戦略も有効です。その場合には、次の「③金利調整額」も考慮してください。

③ 金利調整額(スワップ)

金利調整額は、CFDのポジションを作る際に発生する金利相当額です。ポジションを翌営業日に持ち越すときに発生するため「オーバーナイト金利」と呼ばれます。

なお、先物を原資産とするCFDには発生しません。先物は金利を織り込んで価格形成されるためです。

金利調整額は、ポジションを翌日に持ち越さなければ発生しません。当日の内に新規ポジション建てと決済を行えば、金利調整額はゼロになります。

FX(外国為替取引)のスワップポイントと同じ仕組みです。

CFDの金利調整額

買いポジションでは「権利調整額は受け取るもの」「金利は支払うもの」と覚えておけば分かりやすいと思います。

比較項目 買いポジション 売りポジション
金利調整額 支払い
受け取り

2018年の各CFDの金利調整額をまとめました。(くりっく株365の場合)

株価指数CFD 金利調整額
日経225 日本 0円
NYダウ アメリカ 61,425円
DAX ドイツ 1,280円
FTSE100 イギリス 8,729円

日経225CFDは、日銀のマイナス金利政策のため金利調整額は0となっています。しばらくはゼロ金利または低金利が続くと思われます。

NYダウは受取配当も大きいですが、金利も大きいため、トータルではマイナスになってしまいます。もちろん値上がり益がそれ以上なので、投資対象としては魅力的です。

値上がりがそれほど見込めないにも関わらず、受取配当<支払金利となっている銘柄は長期投資としてNGなので注意しましょう。

種類による調整額の有無

記事冒頭でも述べましたが、CFDの原資産によって調整額の有無が変わります。また、店頭CFD、取引所CFD(くりっく株365)なのかでも異なります。

それぞれの組み合わせは次の表のとおりです。ついでなので商品CFDも紹介します。これらはGMOクリック証券の店頭CFDです。

CFD 原資産 価格調整額 権利調整額 金利調整額
株価指数CFD 先物 × ×
ETF ×
個別株式CFD 個別株式 ×
商品CFD 商品先物 × ×

例えばGMOクリック証券の場合、具体的な株価指数は次のとおりです。

CFD 原資産 原資の株価指数
株価指数 先物 日経225、NYダウ、S&P500など
ETF カナダ株価指数、ブラジル株価指数など
個別株式 個別株式 アップル、マイクロソフト、GMなど
商品 商品先物 金スポット、原油スポット

日経225やNYダウは先物を原資産とするCFDのため、権利調整額や金利調整額はありません。アップルやマイクロソフトなどの個別株式CFDは、それぞれの株を原資産とするため権利調整額や金利調整額があります。

次にくりっく株365(取引所CFD)の場合は次のとおりです。

CFD 価格調整額 権利調整額 金利調整額
くりっく株365 ×

株価指数CFDは原資産によって調整額の種類や発生有無が変わるので、どのCFDを選ぶかは重要です。例えば、くりっく株365で日経225CFDに投資し、店頭CFDで個別株式CFDに投資するなどの使い分けも良いと思います。

世界の株価指数ごとの比較

権利調整額、金利調整額を考慮した場合のそれぞれの株価指数CFD銘柄について、2018年度の運用結果を表にまとめました。(くりっく株365の場合)

これはCFD価格の差損益は考慮せず(途中で売買せず)、買いポジションで持ち続けた場合の参考値です。

NYダウやDAXは金利の方が配当金より多く、マイナスになることが分かります。もちろん、CFD価格が上がれば売却差益が出ますから、一概に評価はできません。

しかし中長期の運用で配当金による利益を狙う場合、日経225やイギリスFTSEをターゲットにした方が良いと考えることができます。

株価指数CFD 権利調整額 金利調整額
日経225 日本 40,834円 0円
NYダウ アメリカ 56,692円 61,425円
DAX ドイツ 0円 1,280円
FTSE100 イギリス 30,945円 8,729円

株価指数CFDを長期投資を前提に投資する場合、権利調整額と金利調整額を考慮して、プラスになる銘柄を選ぶようにしましょう。

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