マイメイトはエージェントと呼ばれるAIが人間の代わりにトレードするFXで、高い勝率で人気です。
しかし、エージェントにはそれぞれ「個性」があり、継続的に高い勝率を維持できるエージェントはほとんどいません。
そのため、エージェントの入れ替えを行ったほうが成績が良くなるということをインヴァスト証券がシュミレーションで検証しています。(マイメイト公式ブログ参照)
マイメイト公式ブログでは2~3ヵ月を目途に入れ替えることを推奨しています。
そこで、この記事では「通貨ペア」「エージェント」それぞれの入れ替え基準について、当ブログの運用方針を紹介します。
通貨ペアとエージェントの優先度
まず、当ブログでは優先度として「①通貨ペア」「②エージェント」としています。
今の相場トレンドで勝ちやすい通貨ペア、負けやすい通貨ペアというものは存在します。
それは人間が裁量でトレードしても、AIにトレードさせても同じことだと思います。
たとえば70%のエージェントが勝っている通貨ペアと、50%のエージェントが勝っている通貨ペアであれば、前者の方が勝てるエージェントを選択できる可能性は高いはずです。
経済指標や要人発言などに毎日のように大きく反応して上下し、どっちつかずでトレンドらしきトレンドがなくなった通貨ペアは負けやすい通貨ペアです。
「勝てる通貨ペアから勝てるエージェント」を探す、というのが基本です。
「勝てない通貨ペアから勝てるエージェント」を探す、というのは確率として単純に不利ということです。
通貨ペアの入れ替え基準
今の相場では「この通貨ペアは」勝つのが難しい、という判断は次の点でしています。
- 稼働中の同一通貨ペアの複数エージェントが勝てなくなった
- 通貨ペアのトレンドがなくなった、あるいは激しくなった
基本的に、ひとつの通貨ペアで異なるタイプのエージェントを稼働させています。
どのタイプでも損切りや含み損が増えてきた場合は、その通貨ペア自体が難しい相場になっていると判断します。
また、明らかに通貨ペアにトレンドがなくなった場合や、経済指標やニュースに激しく反応して乱高下するようになった場合も、その通貨ペア自体が難しい相場になっていると判断します。
ただし、完全にその通貨ペアで稼働させるエージェントをゼロにすることはほとんどありません。
どの通貨ペアも中長期で勝ちやすいと判断して選んでいるので、あくまでも短期的に依存度を減らすという対応をしています。
エージェントの入れ替え基準
今の相場では「このエージェントは」勝つのが難しい、という判断は次の点でしています。
- 過去30日間の累積決済損益がマイナス
- 過去30日間の決済損益で損切りが過半を占めた
- 過去30日間の決済損益で損切りが連続している
そのエージェントの通貨ペアの相場状況がしばらく変わりそうにない場合、勝てていない状況もしばらく続くだろうと判断してエージェントの入れ替えを考えます。
ただ、直近の数日~数週間を勝てていないからと言って、それが今後の数日~数週間続くとは分かりません。
なので、勝つのが難しいと判断したエージェントでも全てを入れ替えるわけではなく、半分くらいの入れ替えにしています。
そもそも自分が裁量で勝てないからマイメイトに頼っているわけで、入れ替え判断も正しいとは分からないわけです。
ただ、そのまま同じエージェントの稼働を続けてもダメそう、と強く判断できた場合だけ入れ替えをしています。
画像の例だと、直近30日の成績がふるわない「チーちゃん」から、直近30日の成績がふるっている「大和卿」に切り替えています。
切り替え判断には直近30日の勝率、確定損益だけでなく、90日損益曲線も見ています。
※もちろん、180日、1年、全期間の損益曲線も見て参考にしています。
ここからしばらくは「大和卿」の方が好成績を維持するだろうと判断して入れ替えを決めました。
ただし「大和卿」の方は直近以外の成績がふるっていないので、注視はする必要があります。
基本的にはマイメイト公式ブログも推奨しているとおり、短期間にガチャガチャとエージェントを入れ替える必要はないと思います。
しかし、エージェント検索の画面でも分かるように、短期の成績は頻繁に入れ替わります。
直近で好成績のエージェントがそのまま長期でも好成績とは限りませんが、過去は好成績だが直近の成績が悪いエージェントが再び好成績を取り戻すとも限りません。
また、新しいエージェントも常に作成されているので、より優秀なエージェントも生まれています。
稼働させているエージェントや通貨ペアで勝てなくなってきたと感じたら、入れ替えを考えるのは有効だと思います。