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ループイフダンの損切り設定は「有り」と「無し」どちらを選ぶのが良いか。

小雀ちゃん
小雀ちゃん
ループイフダンでは損切り無しを推奨

ループイフダンでは損切り設定「有り」「無し」を選ぶことができます。

損切り「有り」「無し」のどちらを選ぶのが良いのでしょうか?

当ブログでお勧めするのは「損切り無し」です。

そもそもループイフダンを始め、自動売買ツールというのは「中長期運用を前提」としたツールです。

短期運用であれば、それこそ裁量取引で良いわけです。

短期視点で相場が読めるなら、裁量でロット数大で取引すれば良いわけですから。

「為替は中長期で見ると、ある程度のレンジ内で変動を繰り返す」という前提に立って作られているのがループイフダンなわけです。

つまり「レンジ内で変動を繰り返すなら、そのレンジ内で売買を繰り返せばよい」という考え方です。

そうであれば、損切り設定についても、この前提に立ってどちらが有効かを考えることが重要です。

この前提に立って、損切り設定の「有り」と「無し」で、どちらに優位性があるかを比べてみます。

# 観点 損切り有り 損切り無し
1 利益確定の機会の最大化 ×
2 確定損失の積み上げ ×
含み損の最小化 ×
3 運用資金の拘束 ×

ポイントとなる観点は次の3つです。

  1. 利益確定の機会
  2. 確定損失と含み損
  3. 運用資金の拘束

以下で、それぞれを考察します。

利益確定の機会

利益確定の機会という観点では「損切り設定なし」が優位です。

損切りをするということは、それだけ利益確定の機会を逃していることになります。

下記の図は、値幅15銭、ポジション数3で買いのループイフダン(B15)を「損切り設定あり」で運用している場合の例です。

ループイフダン 損切り有り無しどちらが良いか01

買いエントリ①~③で最大ポジションの3つを抱えたため、さらに下落した場合に①のポジションを損切りしています。

その後、上昇に転じていますが、ポジション①は損切りしてしまったため、売り決済①は幻の確定利益となってしまいました。

損切り設定を「無し」にしていれば、売り決済①でも利益を得られています。

このように、損切りは利益確定の機会を喪失してしまうことに繋がります。

もちろん、売り決済①で損切りした後、さらに下落していくことも考えられます。

明らかにこの先も上昇が期待できない場合は、損切りした方が小さな確定損失で抑えられると思います。

ただ、この先も上昇が期待できず損切りした方がマシというなら、そもそもループイフダンの設定ミスです。

値幅の設定が狭すぎたか、あるいは最大ポジション数が少なすぎたということです。

予め想定したレンジ内の動きであれば、いずれ上昇に転じると考えて損切りせずに待った方が、利益確定のチャンスを喪失せずに済みます。

含み損は抱えてしまいますが、そもそも自動売買ツールは上記のように含み損が利益に変わるのを待つツールですので、どっしりと構えて待ちましょう。

確定損失と含み損

「確定損失の積み上げ」という観点では「損切り無し」が優位です。

「含み損の最小化」という観点では「損切り有り」が優位です。

先ほど示した例のように、損切り有りの設定の場合、損切りを繰り返すことによってコツコツと損失を積み上げていきます。

あれ?ループイフダンって利益を積み上げるツールではなかったでしょうか・・・?

当然、利益を積み上げるツールは、損失を積み上げるツールにもなり得ます。

先ほどの例では1回しか損切りをしていませんが、もう少し下落が続いていれば損切りを3回、4回と積み重ねていたでしょう。

仮にそのあと上昇に転じたとしても、損切りした以上は損失は確定し、損切りしたポジションが利益確定されることはありません。

早々に損切りしてしまうことによる「損切り貧乏」です。

これが「損切りによる損失の積み上げ」の怖いところです。

確かに、何カ月、何年も上昇に転じずに下落し続けるのであれば、損切りをしておいた方が損失が大きくなることを防げます。

反転が望めないと判断した場合は、損切りも良いと思います。

しかしそれはループイフダンの設定が間違っていたということに他なりません。

であれば、ループイフダンを止めて手動で損切りし、新たに適切な値幅、ポジション、トレンドで設定しなおして運用開始した方が良いと思います。

運用資金の拘束

損切り無しは運用資金を拘束してしまうのが欠点です。

例えば、最大ポジション数30、損切り無しで運用しており、マイナス方向に相場が動いて最大ポジション数まで抱えてしまったとします。

そこからさらにマイナスに相場が進むと、損切り無しの設定なので30ポジションは抱えたままです。

含み損が膨らんでいきますので、30ポジション分の証拠金を抱えたまま、含み損の分だけ新規に運用できる資産が減っていくことになります。

これは結構キツイです。

運用資金の拘束という観点からは、明らかに損切り有りの方が優位です。

なにせ、含み損を抱えたポジションはさっさと損切りしてしまって、ポジションを抱えなくするのですから。

解決策は、想定レンジ幅を十分に取っておくこと、そしてその設定に見合うだけの運用資金を用意しておくことになります。

自動売買は、損切り無しの設定と、想定したレンジ幅で運用するだけの十分な運用資金を充ててこそ威力を発揮するツールと言えます。

まとめ

以上から、当ブログでお勧めするのは「損切り無し設定」です。

最後にポイントをまとめると次のようになります。

  1. 利益確定の機会損失を無くす
  2. 確定損失を積み上げる「損切り貧乏」を防ぐ
  3. 資金拘束を防ぐため、適切なループイフダンの設定をすることが大切

最後の「適切なループイフダンの設定」というのは「必要な資金の目安」を把握して、それに基づいた運用を行うということです。

これについてはこちらの記事にまとめているので、よかったら読んでみてください。

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