PayPay証券(旧One Tap BUY)の日米株アプリでは、日米の個別株だけでなく日経平均やS&P500の株価指数ETFに投資できます。
通常の株価指数ETFに加え、2~3倍のレバレッジのあるレバレッジ型ETFもあります。また、指数と反対の値動きをするインバース型ETFもあります。
株価指数ETF | 特徴 |
---|---|
レバレッジ型ETF | 株価指数の2~3倍で値動き |
インバース型ETF | 株価指数とは反対の向きに値動き |
これらのレバレッジ型ETF、インバース型ETFを使えば、通常よりも大きな利益を狙うことや下落局面での利益を狙うことが可能です。
PayPay証券では最低1,000円からの購入が可能です。そのため個別株のリスクヘッジに使うなど、戦略に幅を持たせられます。
当記事ではPayPay証券の日米株アプリで買うことができるレバレッジ型、インバース型ETFを紹介します。

Contents
日本株価指数ETF
PayPay証券で売買できる日本の株価指数ETFは次の4種類です。いずれも日経平均株価指数に連動するETFです。
()内の数字が日経平均株価に対して何倍で連動するかを表しています。日経平均株価ETFの場合は1~2倍で連動します。
- 日経225連動型上場投資信託(×1倍)
- 日経平均レバレッジETF(×2倍)
- 日経平均インバースETF(×-1倍)
- 日経平均ダブルインバースETF(×-2倍)
ETFは空売りできないので、下落局面を狙う場合は相場と反対方向に動くインバース型を買うことになります。
×1倍と×2倍がありますが、PayPay証券においては×2倍を選べば良いです。PayPay証券では最低1,000円から購入できるので、レバレッジがあっても購入額でリスクコントロールが取れるためです。
2倍レバレッジで何十万円もいきなり買ってしまうとハイリスクですが、数千円を時期を分けて買っていけば、投資資金を抑えながらローリスクで投資することができます。
そのため、少ない資金で大きな利益を狙えるレバレッジ型ETFは、PayPayとの相性が良いいと言えます。元の指数より大きな変動率で動くためです。
それぞれの内容を説明していきます。
① 日経225連動型上場投資信託(×1倍)
日経225連動型上場投資信託(1321)
レバレッジ型ではないので日経平均株価と同率で変動します。

例えば、日経平均株価が1%値上がりすれば、ETFも1%値上がりします。
値下がりの場合も同様です。低リスクを優先してETFを売買した場合は日経225を選択するのが良いと思います。
② 日経平均レバレッジETF(×2倍)
NEXT FUND 日経平均レバレッジ・インデックス連動上場投信(1570)
2倍のレバレッジが効いているので、日経平均株価の2倍で変動します。

例えば、日経平均株価が1%値上がりすれば、ETFは2%値上がりします。
値下がりも同様で、日経平均が1%値下がりすれば、ETFは2%値下がりします。日経平均の2倍の変動をするため、ハイリスク・ハイリターンです。
少ない資金でも効率よく利益を出すことが可能ですが、反対に損失も大きいので、リスクとリターンをよく考えて売買しましょう。
上昇トレンドが強い時に流れに乗って買い、下落トレンドになりそうな気配があったらすぐに売ってしまうといった戦略になります。
③ 日経平均インバースETF(×-1倍)
NEXT FUND 日経平均レバレッジ・インデックス連動上場投信(1571)
レバレッジないインバースなので、日経平均株価の変動と反対に同率で変動します。

例えば、日経平均株価が1%値上がりすれば、ETFは1%値下がりします。反対に日経平均株価が1%値下がりすれば、ETFは1%値上がりします。
④ 日経平均ダブルインバースETF(×-2倍)
NEXT FUND 日経平均ダブルインバース(1357)
2倍レバレッジのインバースなので、日経平均株価の変動と反対に2倍で変動します。
例えば、日経平均株価が1%値上がりすれば、ETFは2%値下がりします。反対に日経平均株価が1%値下がりすれば、ETFは2%値上がりします。
米国株価指数株ETF
PayPay証券で売買できる米国の株価指数ETFは次の5種類です。S&P500や、ハイテク株価指数であるナスダックに投資できます。
- SPDR S&P500ETF(×1倍)
- Direxion S&P500ブル3倍(×3倍)
- Direxion S&P500ベア3倍(×3倍)
- インベスコQQQ(×1倍)
- iシェアーズ優先株式&インカム証券(×1倍)
米国株価指数では相場と反対方向に動くものは「ベア型」で表記されています。日経平均インバース型と同じです。
ハイテク株価指数であるナスダックに連動するQQQ(トリプルキュー)も購入できます。GAFAなど大型銘柄の比率が高い株価指数なので、これらの個別株の代わりに買っておくと分散投資として使えます。
① SPDR S&P500ETF(×1倍)
SPDR S&P500ETF
レバレッジ型ではないので、S&P500株価指数と同率で値動きします。
② Direxion S&P500ブル3倍(×3倍)
Direxion Daily S&P500 BULL 3 ETF
3倍のレバレッジ型ETFなので、S&P500株価指数と同率で値動きします。
③ Direxion S&P500ベア3倍(×3倍)
Direxion Daily S&P500 BEAR 3 ETF
3倍のレバレッジ型ベアETFなので、S&P500株価指数と反対方向に3倍で値動きします。
④ インベスコQQQ(×1倍)
インベスコ QQQトラスト・シリーズ
レバレッジ型ではないので、NASDAQ株価指数と同率で値動きします。
NASDAQはアップル、マイクロソフト、アマゾン、フェイスブックなど大型のIT系企業で構成されています。
これらの個別株は株価が高いため、代わりにQQQを買って代替することもできます。
⑤ iシェアーズ優先株式&インカム証券(×1倍)
iシェアーズ 優先インカム証券ETF
レバレッジ型ではないので、インデックスと同率で値動きします。
iシェアーズ優先株式&インカム証券は「ICE上場優先株式&ハイブリッド証券インデックス」参照しており、配当率のよい銘柄で構成されています。いわゆる高配当ETFと考えてOKです。
この記事では、PayPay証券の日米株アプリで購入できる株価指数ETFを紹介しました。
ワンタップバイは1,000円でETFを購入できるため、先にも書いたようにレバレッジ型を購入するのが良いと思います。また、人気のQQQも1,000円で買えることから、こちらもお勧めです。
お勧めは
- 日経平均レバレッジETF(×2倍)
- 日経平均ダブルインバースETF(×-2倍)
- Direxion S&P500ブル3倍(×3倍)
- Direxion S&P500ベア3倍(×3倍)
- インベスコQQQ(×1倍)
◆GMOクリック証券
米国株CFD、日本株CFDならびに株価指数CFD。商品CFDも豊富。
◆LINE証券
1株から買える単元未満株を取り扱う。軽く投資を始めたい人に。
◆SBIネオモバイル証券
1株から買える単元未満株を取り扱う。手数料が定額制で売買頻度が多い人に。
◆PayPay証券(旧One Tap BUY)
1,000円から端数株(0.01株など1株未満)を購入できる。日本、米国の優良企業が揃う。
◆アイネット証券
FX(為替取引)の自動売買「ループイフダン」
◆ひまわり証券
高レバレッジCFDのくりっく株365。配当もある日経225やイギリスFTSEに。
◆SBI証券
ネット証券最大手。つみたてNISA、iDeCoにも。