PayPay証券

PayPay証券の手数料は高い?定率スプレッド制のため定額積立など時間分散がおすすめ

PayPay証券の手数料

PayPay証券は1,000円から日本株や米国株を買える投資アプリです。金額指定で買うため、1株の価格が1万円の株を0.1株分だけ買うようなこともできます。普通の証券会社では単元(100株)ずつでしか買えません。また、一部の証券会社では1株ずつ買うこともできますが、1株未満を買うことができるのはPayPay証券だけです。

PayPay証券では未成年口座も開設できるため、投資ブームの広がりで大学生や高校生などの学生の口座開設も増えているようです(未成年口座は0歳~19歳まで対応)。分かりやすいシステムのため初心者に優しい証券会社です。

ところで、株取引では取引手数料などコストも発生します。PayPay証券の手数料は高いのでしょうか?安いのでしょうか?PayPay証券では、買いと売りの時にスプレッドとして一定割合が加算され、これが手数料に相当する仕組みです。

当記事ではPayPay証券の手数料の仕組みと、定率スプレッド制を活かせる「時間分散投資」について紹介します。
PayPay証券

PayPay証券の手数料

PayPay証券では株の取引価格にスプレッドとして一定割合が加算され、これが手数料に相当します。個別に取引手数料を徴収するのではなく、取引価格に上乗せしている形です。

例えば1,000円分の日本株を取引する場合、市場時間であれば一律で0.5%が加算されます。買いの場合は1005円、売りの場合は995円になります。つまり、株価が変わらずに売買すると1%(1,000円なら10円)が往復の手数料です。

スプレッドの割合は取引時間によって変わり、日本株と米国株によっても変わります。

日本株のスプレッド

日本株の市場時間は午前が09:00~11:30、午後が12:30~15:00ですが、PayPay証券は市場の休憩時間である11:30~12:30も取引できます。

取引時間 スプレッド
09:00~11:30
12:00~15:00
0.5%
11:30~12:30 1%

取引時間外でも売買できるメリットはありますが、スプレッドは大きくなります。急いで取引したい場合を除いて、取引時間内で売買した方がよいでしょう。

米国株のスプレッド

米国株の市場時間は日本時間の23:30~06:00です。米国のサマータイム期間は1時間早くなり22:30~05:00となります。サマータイムは3/14~11/7です。

PayPay証券の米国株は24時間いつでも取引できます。ただし、市場時間外はスプレッドが大きくなります。

取引時間 スプレッド
23:30~06:00
(サマータイムは1時間早まる)
0.5%
上記以外 0.7%

日本株と違って米国株は24時間いつでも売買できますが、なるべく取引時間で売買するようにしましょう。0.2%の違いでも金額が大きくなればそれなりに差が出てきます。

他の証券会社との手数料比較

PayPay証券の手数料は他の証券会社と比べて高いのでしょうか?安いのでしょうか?ネット証券の最大手であるSBI証券の手数料と比較しました。

SBI証券では「単元数での取引」の場合と「単元未満株(S株)での取引」の場合で手数料が異なります。ここでは両方で比較したので参考にしてください。

▼PayPay証券

日本株と米国株をそれぞれ市場時間のスプレッドで売買した場合を例にします。

約定額 日本株 米国株
1,000円 5円 7円
1万円 50円 70円
10万円 500円 700円
100万円 5,000円 7,000円

次にSBI証券を単元数取引と単元未満取引(S株)のそれぞれで例を上げます。

▼SBI証券(単元数)

単元数での取引では、1回の約定額ごとに手数料が発生するスタンダードプランと、1日の約定合計額に対して手数料がは発生するアクティブプランがあります。アクティブプランは1日の約定合計額が100万円以下だと0円なので、取引額が少ない場合はアクティブプランの方が良いです。

約定額 スタンダードプラン アクティブプラン
10万円まで 55円 0円
20万円まで 99円 0円
50万円まで 115円 0円
100万円まで 275円 0円
200万円まで 1,013円 1,278円

▼SBI証券(単元未満株(S株))

単元未満株(S株)での取引では、1回の約定ごとに手数料が発生します。手数料は0.55%ですが、55円に満たない場合は最低手数料として55円が発生します。PayPay証券のスプレッドが0.5%なのでほぼ同じです。

約定額 手数料
1,000円 55円
1万円 55円
10万円 550円
100万円 5,500円

このように、PayPay証券とSBI証券の単元未満株(S株)と比べると、手数料に差はありません。PayPay証券の手数料が高いというわけではなく、そもそも単元未満での株取引の手数料はどこの証券会社も高いのです。

というわけで、1回の取引で100万円など大きな取引をしたい場合は、単元未満ではなく普通に単元での売買を選択した方がよいことが分かります。PayPay証券やSBI証券のS株のような少額取引を活かす方法は、1回で大きな取引をするのではなく、タイミングを分けて少額ずつ取引する「時間分散」の投資方法です。

時間分散の投資方法

PayPay証券の手数料は取引額が大きくなると高くなってしまいますが、金額や枚数に関係なく一定の割合です。10万円を1回で売買しても、1,000円×100回で売買しても手数料は同じです。これは時間分散の投資方法に適しています。

時間分散とは?

投資をする場合、リスクを低くするために分散投資が推奨されます。分散投資には大きく分けて「資産分散」と「時間分散」の2つがあります。

資産分散 時間分散
投資する資産を分散する。株と投資信託、日本株と米国株など。 購入、売却する時期を分散する。積立投資、部分購入、部分利確など。

時間分散の代表例は積立投資です。1回の取引で10万円分の株を買ってしまうと、値下がりした時に買い増しもできず含み損だけが大きくなります。1万円×10回に分けて買うと、ドルコスト平均法で取得単価が下がり、リスクを小さくすることができます。

10万円の投資予算を考えている場合、1回で10万円分を買ってしまうより数回に分けて10万円分を買うようにします。トータルでの手数料は同じですが、時間分散によってリスクを低減することができます。

PayPay証券での時間分散方法

PayPay証券で時間分散する場合、週に1回や月に1回などタイミングを決めて売買すればOKです。他にも5%値下がりする度に5,000円ずつ買い増しするとか、20%値上がりすれば1万円ずつ売却するなど、自分でルールを設けて取引します。

PayPay証券には米国株を積立投資できる「つみたてロボ貯蓄」というアプリもあるので、こちらを利用するのもいいと思います。細かく積立設定ができ、口座に資金を入れておけば完全に放ったらかしで積立ができます。

PayPay証券を始め、単元未満株の手数料は安くありませんが、少額で株に投資できるというメリットはとても大きいです。時間分散で投資して上手に資産を増やしていきましょう。

これだけは持っておきたい口座

◆GMOクリック証券
米国株CFD、日本株CFDならびに株価指数CFD。商品CFDも豊富。

◆LINE証券
1株から買える単元未満株を取り扱う。軽く投資を始めたい人に。
LINE証券口座開設
◆SBIネオモバイル証券
1株から買える単元未満株を取り扱う。手数料が定額制で売買頻度が多い人に。
SBIネオモバイル証券 口座開設
◆PayPay証券(旧One Tap BUY)
1,000円から端数株(0.01株など1株未満)を購入できる。日本、米国の優良企業が揃う。
One Tap BUY
◆アイネット証券
FX(為替取引)の自動売買「ループイフダン」
アイネットFX
◆ひまわり証券
高レバレッジCFDのくりっく株365。配当もある日経225やイギリスFTSEに。
くりっく株365
◆SBI証券
ネット証券最大手。つみたてNISA、iDeCoにも。
SBI証券[旧イー・トレード証券]