3分でわかるPayPay証券で1,000円から米国株に投資する方法。
PayPay証券とは
PayPay証券は1,000円以上・1,000円単位で株式投資ができる証券会社です。
投資方法別に複数のアプリがありますが、この記事では米株に投資ができる「日米株」アプリと「つみたてロボ貯蓄」アプリを紹介します。
証券口座はアプリ間で共通なので、同じPayPay証券のIDでログインできます。
アプリ | 取引対象 | 投資方法 |
---|---|---|
日米株 | 日本個別株 米国個別株 日本ETF 米国ETF |
成行のリアルタイム取引 |
つみたてロボ貯蓄 | 米国個別株 米国ETF |
自動積立 |
PayPay証券の特徴
PayPay証券の特徴は1株、100株のような株数ではなく、1,000円分、2,000円分のように金額を指定して金額分の株を購入できることです。
AmazonやAlphabet(Google)のような1株の価格が高い銘柄でも、1,000円から株を買うことができます。
取扱銘柄(米国個別株・ETF)
PayPay証券では米国個別株と米国ETF(株価指数インデックス含む)を取引できます。
- 米国個別株・・・厳選された優良企業。誰もが知っている企業から急成長しているユニコーン企業など。
- 米国ETF・・・S&P500やNASDAQに連動するインデックスや商品ETFなど。レバレッジ型ETFもある。
PayPay証券は相対取引という方式で1株未満の株取引を可能にしているため、上場している全ての株が対象というわけではありません。
対象銘柄は順次追加されており、特に米国個別株はユーザ要望に応えて充実してきています。
▼取扱銘柄
取扱銘柄 | 取扱銘柄数 |
---|---|
米国個別株 | 146銘柄 |
ETF | 26本 |
※2022年3月時点
PayPay証券の米国株投資方法
裁量取引は「日米株」アプリから、自動積立は「つみたてロボ貯蓄」アプリから行います。
各アプリの取引方法の前に、まず共通する入金方法から説明します。
入金方法
他の証券会社と同じように、証券口座に入金して取引します。銀行口座の残高を利用する「おいたまま買付」もありますが、証券口座へ入金する方が良いです。
▼証券口座に入金する
証券口座の開設時に、専用の口座がみずほ銀行内に設定されます。アプリで確認できるので、この口座へATMやネットバンキングから入金します。振込手数料は入金者の負担となるので、まとめて入金しておきましょう。
▼おいたまま買付サービス
おいたまま買付サービスは、証券口座に入金しなくても、銀行口座に残高があればそこから取引が行えるサービスです。
1万円以上から1万円単位での買い付けになりますが、証券口座に入金する手間は省けます。
- 1万円以上から、1万円単位での買い付けのみ(1,000円から買えない)
- 2万円未満の場合、1回あたり110円の手数料(2万円以上は無料)
裁量取引
裁量取引は「日米株」アプリで行います。
買いたい米国株を選択し、1,000円単位で買い付け金額を選択します。
取引は成行のリアルタイムなので、その場ですぐに約定します。
PayPay証券の裁量取引では、金額を指定してその価格になるのを待つ指値取引は利用できません。
裁量取引では時間帯に応じたスプレッドが加算され、これが手数料に相当します。
時間帯 | スプレッド率 |
---|---|
23:30 ~ 6:00 22:30 ~ 5:00(夏時間) |
0.5% |
上記以外 | 0.7% |
自動積立
自動積立は「つみたてロボ貯蓄」アプリで行います。
▼主な設定項目
- 積立銘柄・・・1つの積立設定で複数銘柄を対象にできる
- 引落口座・カード・・・証券口座から引き落とすのがおすすめ
- 繰り返し・・・毎月、毎週、毎日など細かい設定が可能
- 積立開始日・・・積立開始日を指定可能
- 目標期間・・・最低でも2~3年は続けたい
自動積立では一律で0.5%のスプレッドが加算され、これが手数料に相当します。
1,000円からOKという利点を活かして「つみたてロボ貯蓄」アプリによる積立投資がお勧めです。
あるいは、好きな銘柄が3%下げたら1,000円分だけ買う、というような機械的な裁量トレードを「日米株」アプリでやるのも良いと思います。
PayPay証券の日本株についての記事はこちらです。