マイメイトを半年(6ヵ月)ほど運用したので、2022年の実績とエージェント運用方法をまとめました。
投資元本を50万円で運用し、総合損益はプラス55,349円(スワップ含む)、利益は11%となりました。
まぁまぁの結果ですかね。一時は40%を超える利益が出たこともありましたが、最終的に10%程度まで減らしました。
運用は試行錯誤が続いていますが、うまく立ち回ることができれば、それなりに稼いでくれそうかな、という感覚を持ちました。
ただし、エージェントの停止や入れ替えを上手く行うことができれば、だとは思います。
放ったらかしをしても「おすすめエージェントチーム」のような理想的な損益曲線の実績を得るのは難しいと思います。
エージェントが未来予測できるなら可能でしょうけど、マイメイトは「相場予測」のAIではなくて「ポジションの最適管理」のAIですからね。
おすすめエージェントチームの成績は、あくまでも過去の相場に対する結果論なので。
マイメイト実績(2022年7月-12月)
2022年の7月~12月におけるマイメイトの実績を簡単に総括します。
- 07月:絶好調(30~40%の利益を確定)
- 08月:絶不調(じわじわ確定益が削られる)
- 09月:安定
- 10月:安定(確定利益が最高値更新)
- 11月:不調(CPIショック)
- 12月:不調(日銀ショック)
明確に損益曲線にも表れていますね。
どんな運用をしていても、どのエージェントを使っていても、だいたい同じような成績になったのではないでしょうか。
ツイッターでも同じような報告ツイートがたくさんありました。
もう少し詳しく分析してみます。
次の表は運用した通貨ペアごとの6カ月の損益と、月ごとの損益です。
ポンド円以外の主要な通貨ペア以外はほとんどマイナスになりました。
あまり成績が良くないと思い、途中で外したNZドル円、豪ドル円はプラスになっています。損失を喰らう相場になる前に外したのがよかったということでしょう。
また、月ごとの実績を見ると、11月に大きなマイナスがあるだけで、ほかの月はプラスだったことが分かります。
11月は米国CPIの指標発表を受けた「CPIショック」のため、短期間に大きく円高に振れた月です。
1日1回しか取引をしないマイメイトは損切りする間もなく、大きな損失が出ました。
しかし、これを例外月とすると、なかなか良い運用成績だと思います。
指標発表の前はポジションを切ってエージェントを停止させるのがよい、ということでしょう。
一気にチャートを壊して短期トレンドが変わるようなイベントでは、マイメイトは不利と思われます。
マイメイト運用方法(2022年7月-12月)
マイメイトの運用方法ですが、11/10のCPIショック前と後で以下のように変えました。
【CPIショック前】
- 5~7通貨ペア、複数エージェントで運用する。
- 損益曲線、スコア、テクニカルを参考にし、同じ通貨ペアで個性の異なるエージェントに分散する。
- 数回損切りが続いたエージェントは入れ替える。
- エージェントの停止、手動決済はしない。
【CPIショック後】
- 6通貨ペア、複数エージェントで運用する。
- おすすめエージェントチームの「リターン追求・通貨ペア均等」のエージェントを運用する。
- おすすめエージェントチームは日々変わるので、稼働中のエージェントがポジションを持たなくなったら最新に入れ替える。
- 同じ通貨ペアで成績上位の個性の異なるエージェントに分散する。
- 指標前にはエージェントを停止し、ポジションを持たない。
月ごとにおける損益の実績を見ても、やはりマイメイト公式の推奨どおり5通貨ペア以上で分散させたほうが良さそうです。
ただし、成績のよくない通貨ペアに分散しても効率が悪いので、せいぜい7通貨ペアくらいの分散がよいと考えています。
5通貨ペア以上の分散ができたら、主要通貨ペアの個性の異なるエージェントを稼働させたほうが分散になるような気がします。
月ごとに稼働させたエージェントの数を調べてみると、結構ごちゃごちゃ触っていたようです。
6通貨ペアごとに2つの異なるエージェント、合計12エージェントくらいで運用し、一方を「おすすめエージェントペア」で、もう一方を「成績上位の異なる個性」で運用してみようと思っています。
2023年はしばらくこの運用方法を続けてみて、状況に応じて試行錯誤をしていくつもりです。
少なくとも安定的、長期的に勝てるかどうかを考えた場合、下手な裁量トレードよりは良い成績となりそうですので。
それに少なくとも、損切りができずに大きな含み損を抱える心配だけはないですからね。