PayPay証券では米国株の銘柄追加も積極的で、2020年10月の追加では優良企業の25銘柄が追加になりました。
この記事では、その中から特に当ブログが期待しているハイテクグロース銘柄を紹介します。1株の価格が高いものもあり、PayPay証券での取り扱い開始は朗報です。
巣ごもり銘柄、在宅ワーク銘柄と呼ばれる企業で、コロナ禍を受けて業績を伸ばしている企業です。強い決算が続いているので、しばらくは好調が続くと予想しています。
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PayPay証券とは
PayPay証券の米国株アプリは、日米の優良企業の株を1,000円から買うことができるアプリです。最低1,000円から端数株の売買ができます。
端数株とは0.01株のような1株未満の株のことをいいます。
一般の証券会社の場合、日本の株なら単元数(100株)でしか買えないため、最低購入額が大きくなってしまいます。また、米国株の場合は1株から買えますが、価格が高いため1株でも投資ハードルが高いのが実情です。
Pay証券なら金額指定で端数の株を買うことができるため、資金面でのハードルがぐっと下がります。
期待のハイテクグロース銘柄
今回(2020年10月)の追加では、23種の米国個別株と2種の米国ETFが追加されました。
追加された全銘柄は公式HPで確認してください。この記事では、その中でも当ブログが期待している(買いたい)ハイテクグロース銘柄を紹介します。
おっと、CloudflareとPinterestもワンタップバイに追加か。CFDでガッツリ買う気はないから、ワンタップバイの端数株で遊んでみよっかな?🤔 pic.twitter.com/xwBaiJ7mLX
— 小雀@日米株CFD投資 (@investganba) October 29, 2020
① ZOOM(ZM)
ズーム・ビデオ・コミュニケーションズ。
クラウド型のビデオ会議サービスを提供している会社です。在宅ワークやオンライン授業で使っている人も多いのではないでしょうか?
2020/10/29の株価は約516ドル(約5.5万円)です。
コロナウイルスの流行で在宅ワークが増える中、利用者数を伸ばして急成長しているグロース企業です。MicrosoftのTeamsやCiscoのWebExなど競合も多いですが、先行者優位とサービス品質の高さからトップシェアを誇っています。
さらにこれからインドなどの新興国へも広がっていく可能性を考えると、まだまだ成長余地はありそうです。
② Docu Sign(DUCU)
ドキュサイン。
電子署名の大手企業です。日本の電子契約関連企業とも提携していて、日本国内の電子署名でも広がりを見せています。
2020/10/29の株価は約218ドル(約2.3万円)です。
こちらもZOOMと同じくコロナウイルスの流行で在宅ワークが増え、ペーパーレスや脱ハンコがトレンドになる中でシェアを拡大しています。菅内閣の元で日本でも脱ハンコと電子契約の流れが拡大しています。
ドキュサインの顧客は大企業、中小企業、個人事業主、個人など幅広いですが、やはりアメリカ本土が主力です。
今後はアジアや新興国などへシェアを広げ、電子署名のデファクトスタンダードになることを期待しています。
③ Pinterest(PINS)
ピンタレスト。
画像SNSを運営している会社です。
2020/10/29の株価は約49ドル(約5千円)です。
ピンタレストは、インスタグラムやTikTokのようにソーシャル・ネットワーキング・サービスを提供している企業です。ただし、インスタグラムとはコンセプトが異なります。
インスタグラムは自らが画像をアップロードすること、芸能人などをフォローして投稿を楽しむサービスです。Twitter(文字のつぶやき)の写真版(写真のつぶやき)というイメージです。
ピンタレストはユーザが興味ごとの画像コレクション作成したり、他のユーザのコレクションを加えたりする画像のブックマークツールというイメージです。
実際に、インスタグラムとピンタレストはユーザ層も異なり、インスタグラムは若年層、ピンタレストは中年層のユーザが多いようです。
インスタグラムと同じようにプラットフォーム上で売買ができるなど、収益源を広げていることから今後の成長に期待しています。
④ Cloud Flare(NET)
クラウドフレア。
情報セキュリティサービスなどやCDNを提供している会社です。
2020/10/29の株価は約54ドル(約5千円)です。
CDN(コンテンツデリバリーネットワーク)やインターネットセキュリティなどを提供しています。新興企業で2019年にニューヨーク証券取引所に上場しました。
Akamai(アカマイ)やFastly(ファストリ―)など競合は多いですが、ネットワーク社会が成長するに連れてこちらも成長するのを期待しています。
同種の企業としてはAkamaiが最強なのですが、株価の面で成長性に期待するならこちら、というところですね。Akamaiは既に大型株なので。
他にも「CROWD STRIKE(ネットワークセキュリティ)」「Peloton(サブスク型のフィットネス)」「OKTA(クラウド型ID管理)」など成長率の高い米国ハイテクグロース株が追加されています。
最低投資額が1,000円と少ないPayPay証券なら、買いたい銘柄を少額ずつ買うことも簡単です。資金がなくて買えなかったという場合は、PayPay証券を使ってみてください。