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FXと先物の違いと比較。資金効率とリスクコントロールの観点で考察。

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FXと先物、資金効率が良いのは?リスクコントロールし易いのは?[/chat]
FXと先物で資金効率が良いのはどちらなのでしょうか?

リスクコントロールしやすのは、どちらなのでしょうか?

FXと先物を比較

FXも先物も、どちらもハイリスク・ハイリターンの投資方法です。

FXも先物も「レバレッジ」と呼ばれる取引で、手元の資金(証拠金)の何倍もの金額を取引できるため、少額でも大きなリターンを見込めます。

しかし、FXと先物は投資する対象が異なるので、様々な違いがあります。

例えば、選択できる投資商品の種類、最低限必要な投資金額、1単元(建玉)あたりの値幅などです。

当記事では、FX通貨ペアであるドル円と、日本の株価先物指数である日経先物(mini)を取り上げ、主に「資金効率」「リスクコントロール」の観点で比較します。

比較対象は、FXはドル円1,000通貨単位先物は日経225miniとしています。

当ブログは投資初心者やこれから投資を始めたい人を対象にしているため、より少額の資金で取引ができる単位を比較対象としました。

この記事で分かること。

  1. FXと先物の違い。
  2. どちらが始めやすいか。
  3. 資金効率が良いのはどちらか。
  4. リスクコントロールし易いのはどちらか。

FXと先物の違いと比較(基本編)

まず、FXと先物の違いを基本的なことから比較します。

最初にFXと先物の比較をざっくりと表で示します

比較項目 FX 先物
投資対象の選択肢 少ない 多い
最小投資金額 小さい(数千円から) 大きい(数万円から)
レバレッジ 最大25倍 20~30倍
決済期限 無し 有り(限月)
取引時間 長い
(24時間)
長い
(08:45~15:10)
(16:30~翌05:25)

先物には「限月」という決済期限があり、期日が到来すると強制決済されるという特徴があります。

含み損が解消するまで持ち続けられないという側面はありますが、そもそも先物もFXも損切りが大事という観点から、この記事では限月については重要視していません。

  • レバレッジは先物の方が大きい。(資金効率の良さ)
  • FXの方が小額から始められる。(投資金額の敷居の低さ)

なお当記事では、FXはドル円1,000通貨単位、先物は日経225miniで比較します。

FXは通常、1万通貨単位ですが、ほとんどのFX業者ではその1/10の資金で取引できる1,000通貨単位が用意されています。

また、日経225miniは、日経平均株価指数の先物である「日経225」の1/10の資金で取引ができる投資商品です。

通常日経225は日経平均株価の1,000倍の取引となりますが、日経225miniは100倍の取引となるため、日経225よりも敷居が低くなっています。

投資対象の選択肢

FXはドル円、ポンド円、ユーロドルなどの主要な通貨ペアが投資対象になります。

ドル、ユーロ、ポンド、円という世界の主要通貨だけでなく、スワップ投資で人気のトルコリラ、メキシコペソなどの通貨ペアもほとんどのFX業者で選択できます。

先物は「日経225」などの株価指数以外に、金や原油などの商品先物指数もあります。

FXの投資対象(通貨ペア) 先物の投資対象
ドル円、ユーロ円、ユーロドルなど。 株価指数(日経平均、NYダウ)、商品指数(金、原油)など

バリエーションの多さ、という意味では、先物の方が多いです。

当ブログでも取り上げている日経225やNYダウなどの「株価指数」だけでなく、金や銀、プラチナ、原油、小麦などの「商品指数」など、種類が多くあります。

そのため、先物はリスクヘッジとしてもよく使われます。

例えば、リスクオフで円が買われるような状況だと、ドル円、ポンド円など、円とその他通貨の組み合わせの通貨ペアは、同じように円高方向に振れます。

利益も損失も同じ方向に偏るのでリスクヘッジになりません。FXでリスクヘッジをするには「異なる通貨ペア(ドル円、豪ドルNZドル)を取引する」など考えられます。

先物の場合は、例えば株に投資している場合、逆相関の関係にある金の先物に投資するなどのリスクヘッジがよく取られます。または、現物株を買っている時のヘッジとして先物を売る、などもあります。

ただ、この辺は組み合わせと投資方法次第なので、あまり考える必要はありません。

自分の関心がある対象だったり、ニュース等で情報が入りやすい対象だったり、相場の動きが読みやすい対象を選べば良いと思います

その意味で、FXであればドル円、先物であれば日経225miniが投資しやすいかと思います。新聞やニュースで毎日見ますし、自然と関心も向かいますから。

  • 投資先の選択肢は先物の方が種類が多い。
  • シンプルにFXならドル円、先物なら日経先物(ミニ)が投資しやすい。

最低必要資金

最初の大枠の比較で、FXの方が少額から始められると整理しました。

FXと先物に投資する時、最低限必要な資金は何円くらいでしょうか。

もちろん、投資する対象によっても変わります。

FXであればドル円よりも豪ドル円の方が必要資金は少なくて済みます。同じ1,000通貨を買うとしても米ドルの方が豪ドルより高いですから。

同じように、株価指数の先物でもFTSE(イギリスの株価指数)よりもNYダウの方が必要資金は少なくてすみます。

では、ドル円と日経225miniで比較すると、どうでしょうか。

まずはFXと日経225miniでレバレッジ(資金の何倍まで取引できるか)を比較します。

レバレッジは業者や時期によっても変動しますが、概ね次の通りです。

比較項目 ドル円(FX) 日経225mini(先物)
レバレッジ 最大25倍(国内業者)
最大1,000倍(海外業者)
20~30倍

海外FX業者のレバレッジは国内業者に比べて凄まじく大きいので、より少額な資金でも大きな金額を動かせます。その分、ハイリスク・ハイリターンですし、トラブルも多いです。

この記事では、国内事業者の場合を例に考えます。

ドル円が1ドルの105円の場合と、日経平均が20,400円の時で考えてみましょう。

ドル円は1,000通貨単位なので、1建玉を売買しようとすると105,000円必要です。

ここで25倍のレバレッジに設定しているとすると、4,200円(105,000÷25)で1建玉を取引することができます。

日経225miniは取引単位が100倍なので、1建玉(1枚)の日経225miniを売買するのに2,040,000円(20,400×100)が必要です。

とても買えない金額ですが・・・ここでレバレッジが効いてきます。

ここでレバレッジが25倍とすると、81,600円(2,040,000÷25)で日経225miniを1枚取引できます。

比較項目 ドル円(FX) 日経225mini(先物)
最低必要資金 4,200円(105\/1$)
※25倍レバレッジ
81,600円(日経20,400円)
※25倍レバレッジ

なお、実際には、日経225miniの証拠金はSPANパラメーターに基づいて定期的に見直されます。詳しく知りたい方はこちらの松井証券の説明が詳しいです。

最低必要資金で考えると、FXの方が圧倒的に敷居が低いです。

日経先物の場合は、miniの場合でも10万円近い資金が必要なので、最低投資金額という見方を単純にすると、FXの方が敷居は低いです。

ただ、FXで建玉を1つしか持たないということは少ないため、一概にFXの方が有利とも言えません。

投資対象として考える時には、最低必要資金だけでなく、「どれくらいの金額をその資金を投資した場合に」「どれほどのリターンが見込めるか」ということも必要です。

次はそれを見てみましょう。

  • FXのレバレッジは2~25倍程度、先物のレバレッジは20~30倍程度。
  • 1建玉を持つ場合、FXの方が先物よりも少額の資金で取引できる。
  • ただし、その資金で見込めるリターンの考慮も必要。(次で説明)

リターン

まずは、ドル円と日経225miniに対して、先ほど見た「必要最低資金」だけを投じて、それぞれ1建玉のみ持った場合のリターンを考えてみましょう。

例えば、ドル円は105円/1ドの場合、4,200円で1建玉、日経225miniは日経平均20,400円の場合、81,600円で1建玉を持てます。

1建玉を持つ場合の必要最低資金

では、2019年8月のドル円相場、日経225先物相場を例に、それぞれの新規建て金額、決済金額を仮定してシミュレーションしてみます。

ドル円の1ヵ月チャート
日経平均先物の1ヵ月チャート

ドル円、日経平均先物の価格レンジは次の通りでした。(大雑把に)

比較項目 ドル円(FX) 日経225mini(先物)
価格レンジ 105円~109円 20,200円~21,400円

為替も株も下落相場だったので、どちらも天井で売って(売り建玉)、底値で決済したと仮定してみます。

まずは利益を見てみましょう。(109円/1ドルの場合、1建玉は4,360円になります)

比較項目 ドル円(FX) 日経225mini(先物)
新規建て価格 109円(売り建玉) 21,400円(売り建玉)
決済価格 105円 20,200円
ポジション数 1建玉(4,360円) 1枚(81,200円)
利益 4,000円
(4円×1,000通貨単位)
120,000円
(1,200円×100取引単位)

日経225miniの方が利益が出ていますが、裏を返せば買い建玉を持っていたらそれだけ圧倒的にマイナスだったということになります。

このように、同じ1建玉だとすると、日経225miniの方が必要な資金は大きいけど得られる利益も大きい(リスクもその分大きい)ということになります。

ただし、ここでは1建玉だけで考えているので投資金額が異なっており、より資金を投入した日経225miniの利益が大きいのは当たり前です。

では、次に同じ資金を投資したとしてシミュレーションしてみましょう。

FXで81,600万円(日経225miniの最低必要金額)まで建玉を持ったとします。109円/1ドルの場合、1建玉が4,360円なので、約19建玉ほど持てることになります。

そうすると利益は80,000円になります。

比較項目 ドル円(FX) 日経225mini(先物)
新規建て価格 109円(売り建玉) 21,400円(売り建玉)
決済価格 105円 20,200円
ポジション数 19建玉(81,200円) 1枚(81,200円)
利益 76,000円
(4円×1,000通貨単位×19建玉)
120,000円
(1,200円×100取引単位×1枚)

同じ資金、同じレバレッジで取引していたとすると、差は小さくなりました。

それでも日経225miniの方が大きいですが、それはドル円の変動値幅が小さかったこと、日経平均の変動値幅が大きかったことも理由です。

ドル円はFXの通貨ペアの中では比較的値動きが小さいため、例えばブリグジットで荒ぶり中のドル円やボンドドルの通貨ペアだと、変動値幅が大きいため、より大きな利益になった可能性があります。

(繰り返しますが、その分、損失を出した場合も大きくなります。)

日経平均が1ヵ月で1,200円と大きく動いたことも要因です。トランプ砲がさく裂し、米中貿易戦争の激化が懸念されてリスクオフが一気に進んだことが原因です。

このように、変動しうる値幅の大きさは利益に影響するだけでなく、リスクに影響してくるので考慮が必要です。(次のリスクの説明へと続きます。)

  • 同レバレッジ、同額の資金で考えた場合、どちらが利益を出しやすいということはない。(やり方、情勢次第)
  • 変動する値幅の大きさ、建玉の数が利益や損失に大きく関わる。
  • 変動しうる値幅の大きさ、持ち得る建玉の数はリスクにも大きく関わる。(次で説明)

リスクコントロール

FXも先物もレバレッジを効かる取引である以上、リスクコントールが絶対に必要になってきます。リスクコントロールの難易度で比べてみます。

ループイフダンやトラリピなどの自動売買は別ですが、裁量で取引する場合は指値、逆指値を設定したリスク管理は大切です。

うっかり放置している間に大きな損失を被ることになりかねません。(放置していた方が大きな利益に発展するいうこともありますけど・・・。)

観点は「変動しうる値幅の大きさ」「持ち得る建玉の数」です。

これまで見てきたように、建値と決済値の差が大きいほど利益も大きくなりますし、建玉を多く持っている方が利益も大きくなります。それは裏返しでリスクも大きくなるということです。

① 変動しうる値幅の大きさ

ドル円はここ数年、1年あたりの変動幅が小さく、小さなレンジで値動きしており、あまり大きな変動がありません。

この先もないとは断言できませんが、ポンドやユーロなど政治不安や経済不安を抱える国よりも安定していることは確かです。5年チャートを見ても、2017年以降は約10円以内のレンジに入っていますね。

1,000通貨単位で考えると、1建玉で最大1万円の損失の(利益も)可能性があるということです。

ドル円の5年チャート

変動しうる値幅が小さいということは、急落、急騰時の損失が(利益も)大きくなりにくいということなので、リスクコントロールしやすいということになります。

日経平均先物の5チャートを見てみます。

日経平均先物の5年チャート

2017年以降を見てみると、約5,000円くらいの値幅です。日経225miniは100単位なので、100円の値動きで1万円動くことを考えると、1枚で50万円の損失の(利益も)可能性があるということです。

値幅と1単位の大きさ(FX:1,000通貨単位、日経225mini:100単位)を考えると、日経225miniの方がリスクコントロールしにくいと考えられます。

もちろんFXで何十、何百と建玉を持っていると、日経225miniよりもリスクが高くなることもあり得ます。

  • 変動しうる値幅が大きい方がリスクは高い。
  • FXは通貨ペアにもよるが、ドル円は比較的値幅が小さい。
  • ドル円(FX)の方が日経先物miniよりもリスクコントールしやすい。

② 持ち得る建玉の数

これまで見てきたように、1建玉を持つときの資金はFXの方が遥かに小さいです。

ということは、建玉を細かく持つことが可能ということであり、それは損切り、利確のし易さに直結します。

同じレバレッジ、同じ資金とした場合(例えば81,200円)、持てる建玉はFXの方が多くなります。先ほど見たように、ドル円と日経225miniを比較すると次の通りです。

比較項目 ドル円(FX) 日経225mini(先物)
新規建て価格 109円(4,360円/1建玉) 21,400円(81,200円/1建玉)
ポジション数 19建玉(81,200円) 1建玉(81,200円)

19建玉持てるということは、1建玉しか持てない場合に比べて、その分、細かく利確や損切りができるということです。

損切りラインを超えた建玉だけを損切り決済し、利確ラインを超えた建玉だけを利益確定する。そうすることで、リスクをコントロールすることが可能です。

また、たとえ全体で大きな含み損を抱えたとしても、1つの建玉のみを見た場合の含み損は小さいので、少しずつ様子を見ながら損切りをしていくことができます。

1つの建玉しかないと、全部損切りするしかないので、利益確定の機会を逃すことになりかねません。損切りしないのもダメですが、損切りし過ぎるのもダメといういうことです。

  • 同じ資金でも建玉を多く持てる方がリスクコントロールしやすい。
  • ドル円(FX)の方が日経先物miniよりもリスクコントールしやすい。

FXと先物の違いと比較(詳細編)

もう少しだけ、細かくドル円(FX)と日経225miniの違いを見ていきます。

観点は「取引できる値幅」「手数料」です。

取引できる値幅

取引できる値幅とは、新規建てや決済ができる価格の単位のことです。

具体的にいうと「1円単位で値動きするのか」「10円単位で値動きするのか」ということです。指値や逆指値を設定できる価格の粒度ですね。

「呼び値」とか、「刻み値」と呼ばれます。

このブログでは「呼び値」という言葉を使うことにします。

例えば、株の場合は1株は1円単位で値動きしますが、単元数が100株の場合は100円単位の値動きとなり、100円の値幅でしか取引ができないことになります。

利確や損切りが出来る価格幅、と捉えてください。

例えば、ポジション数100の場合、呼び値が1円単位、10円単位の場合では利確や損切りができる最低価格(呼び値×ポジション数)はそれぞれ100円、1,000円となります。

呼び値 ポジション数 価格(呼び値×ポジション数)
1円単位 100建玉 100円
10円単位 100建玉 1,000円

ドル円(FX)と日経225miniの取引できる値幅は次の通りです。

比較項目 ドル円(FX) 日経225mini(先物)
取引できる値幅 0.001円 5円
FXと日経225miniの呼び値

利確も損切りも、呼び値が小さいFXの方が細かく刻むことができます。

特に損切りの場合、小さい呼び値で取引できる方が、融通が利きます。

FXは1000通貨単位、日経225miniは100単位なので、呼び値を考慮すると、最低投資額(ポジション数1)での含み損益は次のようになります。

109円/1ドル、日経平均20,400円の場合です。

ドル円(FX) 日経225mini(先物)
値動き 建玉数 含み損益 値動き 建玉数 含み損益
0.001円 1建玉 1円 5円 1建玉 500円
0.002円 2円 10円 1,000円
0.003円 3円 15円 1,500円
0.004円 4円 20円 2,000円
0.005円 5円 25円 2,500円

次に、81,200円で最大ポジションを持った場合の価格の動きは次のようになります。

ドル円(FX) 日経225mini(先物)
値動き 建玉数 含み損益 値動き 建玉数 含み損益
0.001円 19建玉 19円 5円 1建玉 500円
0.002円 38円 10円 1,000円
0.003円 57円 15円 1,500円
0.004円 76円 20円 2,000円
0.005円 95円 25円 2,500円

ドル円の場合は0.001円単位で取引することはあまりないと思いますが、0.01円単位で取引するとしても、この10倍です。日経225miniよりも刻めることが分かります。

投資においては「利確は遅く、損切りは早く」が鉄則です。

その点では、FXの方が逃げ足を早くすることができます。

日経225miniでは、500円より小さな損切りはできませんし、少し変動するだけで含み損益は大きく動きます。

ちなみにFXの世界などではpips(ピップス)という呼び方で使われます。

0.01円=1pipsです。

105.123円で買いの建玉を持って(エントリー)、105.223で決済した場合、0.1円の差益なので、「10pipsで利確した」などと使います。

1,000通貨単位だと100円の利益ということですね。

pipsという考え方は書籍やインターネットなどでも広く使われているので、知っておくと便利です。

手数料

FXは手数料無料・・・そんなわけはありません。スプレッドがあります。

当然、手数料は安ければ安い方が良いです。取引手数料で何十パーセントも持っていかれてはトレードする意味がありません。

日経225miniは1枚あたりを取引するのに手数料が必要です。また、FXは手数料はありませんが、スプレッドという売買時の価格差がありますので、これが手数料に相当します。

日経225miniの手数料もFXのスプレッドも業者によって多少の差はありますが、大量に取引をするわけでもないなら、さほど気にしなくても良いと思います。

比較項目 ドル円(FX) 日経225mini(先物)
手数料 0.003円~0.004程度(1建玉) 35~40円程度(1建玉)

例によって、81,200円でポジションを持った場合の手数料で見てみます。

ドル円(FX) 日経225mini(先物)
ポジション数 手数料 ポジション数 手数料
19建玉 57円~76円程度 1建玉 35円~40円程度

ドル円(FX)の方が若干、手数料は高いです。

同じ資金で取引を繰り返していると、徐々にトータル手数料は大きくなってきますので、なるべく取引回数は少なめに値幅で利益を取っていくのが常套手段です。

手数料の面で見ると、FXの方が有利かもしれません。

 

FXと先物について、それぞれドル円、日経225miniを取り上げて比較してきました。

どちらもレバレッジをかけることで投資資金の何倍もの取引をすることができる「ハイリスク・ハイリターン」の投資方法です。

「投資対象の選択肢の広さ」「最低限必要となる投資資金」「リターン」「リスクコントロール」「取引(特に損切り)の柔軟性」の視点から比較しました。

当ブログ的には「稼げるのは日経225mini」「資産を棄損しやすいのも日経225mini」かと思っています。

やはりminiといえども1単元あたりの値動きが大きいので、損切りが遅れてしまうなど「逃げ遅れ」た場合の損失が大きいです。

FXでも建玉を多く持てば同じですが、同じ投資額であればポジションを分割して持つなど、リスクコントロールがし易いかなと思います。

自分の性格にあった方を選ぶのが良いと思いますが、リスクコントロールには十分に気をつかいましょう。

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