CFD

日本株CFDのある証券会社。株価指数CFDは多いけど個別株CFDは少ない。

小雀ちゃん
小雀ちゃん
日本の個別株CFDを取り扱う証券会社

株価指数CFDは多くの証券会社で取り扱っていますが、実は日本株の個別株CFDを取り扱っている証券会社は少ないです。

この記事では、日本株の個別株CFDを取り扱っている証券会社を紹介します。

CFDはレバレッジが効くため、少ない資金でも大きな投資ができます。また、最低売買単元数にも縛られません。

少ない資金を運用する人、大きな利益を狙う人にとって、大きなメリットがあるので参考にしてください。

日本株CFDがある証券会社と主な特徴は次の表のとおりです。後ほど、それぞれの詳細を説明します。

証券会社 銘柄数 手数料 使いやすさ
IG証券 ○(1,000銘柄以上)
サクソバンク証券 ○(1,500銘柄以上)
One Tap BUY証券 ×(38銘柄)
インタラクティブブローカーズ証券 ○(1,000銘柄) ×

本格的に日本株CFDを取引きする場合、使い勝手の面でIG証券が良いと思います。

少ない資金で手軽に日本株CFDを始めたいなら、One Tap BUYは初心者にお勧めです。圧倒的に少額でOKなので、子供にやらせてる人もいるようです。

こちらは1万円から金額単位で取引ができるため、1株の金額が大きな銘柄でも気軽に投資することができます。

日本株CFDを扱う証券会社

それぞれの証券会社について、銘柄数、手数料(取引手数料や金利)、特徴などを詳しく比較します。

なお、レバレッジはどこも5倍となります。資金の5倍の株を取引できるため、現物取引よりも資金効率が良いですが、ハイリスク・ハイリターンです。

日本株CFD 取り扱い証券会社比較 IG サクソバンク ワンタップバイ

CFDを売買するとき、コスト(手数料、金利)が重要ですが、当記事ではソフトバンクの1株5,512円を例として比較します。

IG証券 ソフトバンクの取引画面

IG証券

証券会社 銘柄数 手数料 使いやすさ
IG証券 ○(1,000銘柄以上)

IG証券はバイナリーオプションで有名な老舗の証券会社で、近年はノックアウト・オプションという新しい商品で話題の証券会社です。

CFD取引でも有名で、特に米株CFDでは人気と優位性があります。米株CFDをする場合はGMOクリック証券と共に、必須と言ってよい証券会社です。

IG証券で取引できる日本株CFDは、Chi-X(チャイエックスジャパン)とジャパンネクストPTSで売買されている株式です。東証に上場しているほとんどの日本株は取引可能です。

CFDには取引手数料や金利(ファンディングコスト)がかかります。

IG証券の日本株CFDの取引手数料および金利は次のとおりです。

種類 金額
片道手数料 0.055%(片道)
オンライン取引手数料 110円(株数に関係なく1回の取引ごと)
金利(ファンディングコスト) 以下で説明

金利(ファンディングコスト)はポジションを翌日に持ち越すことで発生するもので、営業日にポジションを持ち越すと発生します。

IG証券では次の計算式で算出されます。

  • 取引金額(当日終値 × ロット数) × 基準金利 ± 2.5% ÷ 360日

「±」の箇所は、買いが「+」売りが「-」となります。また基準金利は「銀行間取引で利用される金利」のことで、日本株CFDであれば「円LIBOR1カ月物」になります。

日銀のマイナス金利政策のおかげで、2020年6月現在は約-0.01%程度です。

例えばソフトバンクの1株価格(5,512円)を10株買うとします。(現物は最低100株からなので、CFDの方が少ない資金で売買できます)

IG証券 ソフトバンクの取引画面
種類 金額
片道手数料 30円(5,512×10×0.00055)
オンライン取引手数料 110円
金利(ファンディングコスト) 4円(以下で説明)

金利(ファンディングコスト)は、計算式に当てはめると次のとおりです。

(5,512円× 10) × (-0.0001 + 0.025 ) ÷ 360 ≒ 4円

日本CFDは1株から売買でき、レバレッジが効くので資金効率は良いですが、取引手数料や金利がかかることを知っておきましょう。

特に金利は持ち続ける限り必要なので、長期保有する場合にはコスト管理も必要です。

ただし、米株CFDと比べて日本株CFDは取引手数料が安いため、さほど気になるものでもありません。

サクソバンク証券

証券会社 銘柄数 手数料 使いやすさ
サクソバンク証券 ○(1,500銘柄以上)

サクソバンク証券はデンマークのサクソバンク銀行の日本子会社です。

日本株CFDの取り扱い銘柄数は随一です。

サクソバンク証券の日本株CFDの取引手数料および金利は次のとおりです。

種類 金額
取引手数料 0.05%(片道)
金利(ファンディングコスト) 以下で説明

IG証券と異なり、1回ごとのオンライン取引手数料はありません。何度も売買を繰り返す場合(例えばデイトレなど)では、サクソバンク証券の方がその分だけ有利です。

金利(ファンディングコスト)の計算式は、サクソバンク証券では公開されていません。いくらになるかは取引ツール上で確認ができます。

おおよそ3%程度なので、IG証券と大きな差はありません。

例えばソフトバンクの1株価格(5,512円)を10株買うとします。

種類 金額
取引手数料 27円(5,512×10×0.0005)
金利(ファンディングコスト) 5円(以下で説明)

金利(ファンディングコスト)は、計算式に当てはめると次のとおりです。

(5,512円× 10) × (-0.0001 + 0.03 ) ÷ 360 ≒ 5円

IG証券とサクソバンク証券のどちらを選ぶかは、好みでよいと思います。

ノックアウトオプションなど、IG証券にしかない取引もやりたい場合はIG証券にするとよいでしょう。当ブログ的にはIG証券推しです。

ワンタップバイ証券(One Tap BUY)

証券会社 銘柄数 手数料 使いやすさ
One Tap BUY証券 ×(38銘柄)

ワンタップバイ証券は日本の証券会社です。スマホ証券の別名を取り、スマホで気軽に投資ができることを目指しています。

1,000円から日本株、米国株の現物を金額単位に購入できるという新しいサービスを始めて話題になりました。

ワンタップバイ日本株CFDでは1万円から金額単位にCFD取引ができます。レバレッジは同じく5倍です。

ソフトバンクの場合、1万円なら5万円分のソフトバンク株を売買できることになります。

ワンタップバイ 日本株CFD取引画面

より小さな資金でトレードをしたい場合、他の証券会社ではこのような取引はできないので、ここにワンタップバイのメリットがあります。

ワンタップバイの難点は銘柄の少なさで、ソフトバンクやSONYなど38銘柄しかありません。投資したい銘柄がある場合は超少額から売買できるので良いと思います。

ワンタップバイ日本株CFDはスプレッド制で、買いと売りに価格差があり、これが手数料に相当します。また、計算方法は公開されていませんが、金利調整額も発生します。

インタラクティブブローカーズ証券

証券会社 銘柄数 手数料 使いやすさ
インタラクティブブローカーズ証券 ○(1,000銘柄) ×

インタラクティブブローカーズ証券はアメリカの証券会社です。日本でもオンラインブローカーとして展開しており、個別銘柄の日本株CFDや米株CFDを購入することができます。

あまりメジャーではないため、ネットなどでも日本語では情報を集めにくいところもあります。初心者は避けた方が無難かもしれません。

手数料は「Fixed(固定型)」「Tiered(変動型)」の2種類あり、どちらかを選択します。

Fixed(固定型) Tiered(変動型)
月中取引量 固定型 ボリューム割引型
9,000,000,000円以下 約定代金×0.03% (最低100 円) 約定代金×0.03% (最低100 円)
9,000,000,001円~20,000,000,000円まで 約定代金×0.02% (最低40 円) 約定代金×0.02% (最低40 円)
20,000,000,001円以上 約定代金×0.015% (最低40 円) 約定代金×0.015% (最低30 円)

また、清算費用がかかります。

  • 清算費用:約定代金×0.0004%+2.95円×1発注あたりの約定回数

未単元株の決済は電話注文のみであり、かつ1件につき税抜3,000円の手数料がかかるので、万人向けではないという印象です。

また、金利(オーバーナイト金利)もかかりますが、計算式は公開されていませんでした。

日本株CFDを選択する理由

現物ではなく日本株CFDを選択する理由を紹介します。

現物株よりもCFDに全てのメリットがあるというわけではく、あくまでも自分の投資目的に沿った方法を選択するのが大前提です。

ただし特に資金が少ない場合、融通の利く売買がしたい場合は、CFDが有利な選択肢になるので上手に活用しましょう。

現物とCFDの違い

現物株 個別株CFD
売買区分 買いのみ 買い/売り
レバレッジ 1倍 5倍
最低購入単元数 100株(まれに1,000株) 1株からOK
手数料
配当金 ある ある
株主優待 ある ない

手数料を詳細化すると、

現物株 個別株CFD
取引手数料 ある ある
金利(ファンディングコスト) ない ある
スプレッド ある ある

この違いがそのままメリット、デメリットになります。

メリット・デメリット

レバレッジ(5倍)の取引が可能であること、単元数に縛られずにフレキシブルに売買できることがCFDの大きなメリットです。

反面、取引手数料やファンディングコスト(金利)が発生するため、小さなポジション数で何度も売買したり、超長期に渡って保有すると手数料面で削られてしまいます。

お金が捨てるほどあって現物株をいくらでも買えるような人、何十年単位の長期投資が目的で途中で売買する予定のない人は、素直に現物株にしておくのが良いと思います。

しかし、ちゃんと考えてコスト管理をしながら投資をすれば、CFDは魅力的な投資方法といえます。

最後に、日本株だけでなく米株もCFD取引ができます。

むしろ、1株の価格が高い米株こそCFDのメリットが大きく効いてきます。

米株CFDは取引手数料が日本株CFDよりも高く、取っつきにくい印象があるかもしれませんが、しっかり考えるとそんなこともありません。

米株CFDについてはこちらの記事で紹介しています。GMOクリック証券、IG証券の両口座を作って使い分けるのがベターです。

米国株CFDならGMOクリック証券とIG証券。手数料と取扱い銘柄で使い分け。 米国株を買いやすい時代になりました。 最低購入単元数がある日本株と違って1株から売買できますし、ほとんどのネット証券でも取引で...
これだけは持っておきたい口座

◆GMOクリック証券
取り扱い銘柄が豊富かつ手数料が安いネット証券大手。
米国株CFDは必須。金CFDや原油CFDなども。

◆SBI証券
ネット証券最大手。
個別株式(日本・米国)の他に、つみたてNISA、iDeCoなどにもお勧め。
SBI証券[旧イー・トレード証券]
◆アイネット証券
FX(為替取引)の自動売買「ループイフダン」。初心者向けの自動売買ツール。
アイネットFX
◆ひまわり証券
レバレッジの大きな取引所CFD(くりっく株365)を取り扱う証券会社。
日経225先物やNYダウ先物にお勧め。
くりっく株365
◆LINE証券
身近なツールであるLINE上で株を少額で売買できる。
軽く投資を始めたい人にお勧め。
LINE証券口座開設
◆SBIネオモバイル証券
Tポイントが使える少額投資サービス。
1株から日本株を購入でき、手数料も安い。
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