金(ゴールド)

ゴールド投資におすすめの方法。純金積立、ETF、CFD、先物を比較。

ゴールド(金)の投資方法_純金積立・ETF・CFD

ゴールドには地金(じがね)などの現物を買う以外にも、純金積立やETFなどの投資方法があります。当記事ではゴールド投資の代表的な5つの方法を比較します。

  1. 地金(金貨やインゴットなど)
  2. 純金積立
  3. ETF
  4. CFD
  5. 先物

積立投資である「純金積立」がおすすめです。ETFも良いのですが、自動で積立できるサービスが今のところありません。手動で毎回積み立てをするか、または裁量取引であればETFが良いと思います。

純金積み立ては楽天証券で、ETFやCFDはGMOクリック証券で行えます。

おすすめのゴールド投資方法

当ブログのおすすめは「純金積立」です。

投資の基本は長期、分散、積立ですが、その中でもゴールドは長期積立向きです。その理由は「投機的かつボラティリティが大きい金融商品」だからです。

数時間の間に20~50ドルの値動きが普通にありますし、月や年の単位で見ると数百ドルの上下も普通にあります。下手にFXや先物でレバレッジをかけて短期トレードをすると大きく損失することもありえます。

金貨などを買って手元に置いておくのも良いですが、価格が高く柔軟性に欠けますし、一括で購入してしまうとリスクがあります。積み立てによるドルコスト平均法で、長期に渡って淡々と積み上げていくのが無難です。

ゴールドの積み立て方法は定額制と定量量制があり、おすすめは定額制です。毎月の積み立て額を一定として、その金額だけ毎日コツコツと自動で買い付けます。ゴールドが高い時は少量を買いつけ、安い時は多く買い付けることになり、購入価格は毎回同じです。

定量制は、ゴールドの価格に関係なく定量を購入するので購入額が変動します。

純金積立(定額、定量)

短期的な値動きに左右されず積み立てで購入価格を平準化しながら、年単位で金の保有量を増やしていきます。定額制の純金積立なら資金管理が簡単です。

なお、ETFやCFDは数量指定で取引するので一定金額で購入することができません。ゴールドは一般的に安全資産とされ、株などのリスクヘッジとしても使われます。そうであれば、よりリスクが小さく安定した投資方法を選択すべきです。

ゴールド(金)投資方法の比較

5つのゴールド投資方法を資金効率、リスク、リターンで比較します。

投資方法 資金効率 リスク リターン
地金 ×
純金積立
ETF
CFD ×
先物 ×

各投資方法にはそれぞれ手数料が必要となります。また、スプレッド(購入価格と売却価格の差)もあります。

投資方法 手数料
地金 売買手数料 重量で異なる
純金積立 手数料 1.5%ほど
ETF 信託報酬 年0.4~0.5%ほど
CFD 金利調整額 10円/日ほど
先物 取引手数料 80~90円/回ほど

純金積立がお勧めの投資方法ですが、手数料が少し高めです。裁量取引をしたい場合はETFの方がよいです。短期間で大きな利益を狙う場合はレバレッジの大きなCFDや先物になりますが、ハイリスク・ハイリターンなのでギャンブル性は高くなります。

地金(金貨など)

長期保有 資金効率 リスク リターン
×

金貨などを貴金属販売店で購入する方法です。

現物として見える形でゴールドを持っている、という安心感があります。心理学的にも、ゴールドを保有することのメリットは色々と言われています。

ただし、紛失や盗難の恐れや自宅に保管することのリスクもあるので、そういう場合は銀行の貸金庫に預けるなどの必要があります。少しくらいであれば、手元に置いておくのもいいかもしれません。

現物として手元に置けますが、基本的に一括で購入するため資金効率が悪いです。また、部分的に売却するということもできません。ゴールドは株のように無価値になってしまうことはありませんが、値下がりしないものではないことは意識しておいた方がいいと思います。

手数料
売買手数料(重量で異なる)

地金の売買手数料は重量によって異なります。また、購入価格と売却価格は異なります。田中貴金属などの業者HPから確認できます。

純金積立

長期保有 資金効率 リスク リターン

定額買い付け、定量買い付けなどで日々コツコツと買い続けていく投資方法です。楽天証券で投資できます。積立てのドルコスト平均法で平均取得単価を平準化できるため、ローリスク・ローリターンの投資方法です。

ゴールドはボラティリティが高いため、毎日コツコツ買い続ける積立に向いています。積立の購入額や購入量を一定にできるため、資金効率も良く資金管理もしやすいです。

毎日決まった金額で買い付ける「定額積立」と、毎日決まった量を買い付ける「定量積立」がありますが、資金管理の観点から「定額積立」がお勧めです。

積立方式 積み立て方法
定額積立 毎日決まった金額で買い付ける。
金額が一定。金価格が変わっても費用は同じ。
定量積立 毎日決まった量で買い付ける。
量が一定。金価格が変わると費用が変わる。

CFDや先物と比べてレバレッジが効かないので資金効率は劣りますが、高値でつかんでしまうことを避けられます。純金積み立ては月3,000円くらいからでも十分に始められます。

買付手数料 売却手数料
1.5%ほど 0円

上記は楽天証券の場合です。金ETFだと0.4~0.5%なので、純金積立の手数料が高いことが分かります。純金積立のメリットは「積立」にあるのであって、積み立てをしないならETFの方がおすすめです。また、1グラム当たり70~80円ほどのスプレッドがあります。

ETF

長期保有 資金効率 リスク リターン

ETFは手数料の安さでおすすめです。GMOクリック証券などで投資できます。信託報酬は必要ですが、純金積立やCFDのファンディングコストに比べれば安いです。金ETFは色々ありますが、有名どころを買っておけばよいでしょう。

銘柄 連動対象
SPDR ゴールド・シェア受益証券(1326) 金地金価格(ロンドン金値決め)
純金上場信託(1540) 金地金の現在価値(理論価格)

信託報酬(手数料に相当)は次のとおりです。

銘柄 信託報酬
SPDR ゴールド・シェア受益証券(1326) 0.42%/年
純金上場信託(1540) 0.42%/年

純金積立の1.5%に比べてはるかに安いです。積立はできないですが、裁量取引をするならETFが良いです。ただ現実的には難しい(面倒)ので、やはり毎日コツコツと定額買い付ける定額制の純金積立の方がおすすめです。

CFD

長期保有 資金効率 リスク リターン
× ×

CFDのメリットは大きなレバレッジです。GMOクリック証券の場合、金CFDのレバレッジは20倍です。手元資金の20倍の取引ができるため、ハイリスク・ハイリターンな投資になります。

GMOクリック証券のCFD取引は取引手数料が無料です。また、CFDの三つの調整額のうち、金CFDで必要なのは金利調整額のみです。

調整額 有り無し
価格調整額 無し
金利調整額 有り
権利調整額 無し

金利調整額の計算方法はここでは触れませんが、1ポジションあたり10円/日ほどです。ポジションを翌日に持ち越すことで発生するので、長期保有には向きません。短期でハイリスク・ハイリターンを狙いたい場合にはCFDが有力です。

先物

長期保有 資金効率 リスク リターン
× ×

先物はCFDとほぼ同様なので、あえて先物取引をする必要はないと思います。取り扱いのある証券会社も限られます。レバレッジは金先物FXで約25倍です。

先物とCFDの違いは決済期限(限月)があるかどうかです。

投資方法 決済期限の有無
先物 ある
CFD 無い

先物の場合は限月と呼ばれる決済期限があるので、長期保有ができません。期日が到来すると強制的に決済されます。ただし、金先物は限月到来時に現物に引き換えることができます。

仮に決済期限が到来した時に含み損を抱えていた場合、現物に交換して値上がりするまで待つという方法が選択できます。CFDだと保持しているだけで金利の支払いが生じるため、この点から先物にもメリットはあります。ただし、あえて先物を選択する必要はないでしょう。

なお、CFDと先物の違いは下記の記事で解説しています。

先物とCFDの違い・比較
先物とCFDの違いを初心者も分かるよう日経平均で比較。どちらを選ぶべき?個別株の次に先物やCFDなどの株価指数(インデックス)に興味を持つ人は多いです。 その中でも馴染みがあるのが「日経225先物」「日...
ゴールド(金)投資は
  1. ゴールド(金)は積立投資が良い。純金積立がおすすめ。
  2. 裁量取引なら手数料が安いETFがおすすめ。
  3. リスクヘッジとして純金積立がおすすめ。
これだけは持っておきたい口座

◆GMOクリック証券
米国株CFD、日本株CFDならびに株価指数CFD。商品CFDも豊富。

◆LINE証券
1株から買える単元未満株を取り扱う。軽く投資を始めたい人に。
LINE証券口座開設
◆SBIネオモバイル証券
1株から買える単元未満株を取り扱う。手数料が定額制で売買頻度が多い人に。
SBIネオモバイル証券 口座開設
◆PayPay証券(旧One Tap BUY)
1,000円から端数株(0.01株など1株未満)を購入できる。日本、米国の優良企業が揃う。
One Tap BUY
◆アイネット証券
FX(為替取引)の自動売買「ループイフダン」
アイネットFX
◆ひまわり証券
高レバレッジCFDのくりっく株365。配当もある日経225やイギリスFTSEに。
くりっく株365
◆SBI証券
ネット証券最大手。つみたてNISA、iDeCoにも。
SBI証券[旧イー・トレード証券]