1株・端数株

1株から買えるPayPay証券、LINE証券、SBIネオモバイル証券を比較。

単元未満株(S株・端数株)の証券会社

従来の証券会社では株を単元数からしか買えませんでしたが、最近は株を1株から買えるサービスも増えてきました。

また、1株以下の端数で株を買えるサービスも登場しています。この場合は、例えば株価1万円の銘柄を1,000円分だけ買い、0.1株を持つことになります。

1単元は主に100株のため、株価が1,000円の株でも投資には10万円が必要になるなど、資金面でのハードルが高くなります。

1株や端数株で買えるサービスは資金ハードルを下げ、気軽に株を買えるサービスとして注目されています。この記事ではこれらを扱う証券会社を紹介します。

単元未満で売買できる証券会社の比較単元未満で売買できる証券会社のまとめ

PayPay証券LINE証券口座開設SBIネオモバイル証券

単元未満株のある証券会社まとめ

各証券会社での株の購入単位、約定タイミングを比較します。

▼購入単位

証券会社 購入単位
LINE証券 株式単位
(1株~)
SBIネオモバイル証券 株式単位
(1株~)
PayPay証券 金額単位
(1,000円~)

LINE証券とSBIネオモバイル証券は株式単位での取引で、1株から売買できます。PayPay証券は金額単位の取引で、1,000円単位で売買できます。

▼約定タイミング

証券会社 約定タイミング
LINE証券 リアルタイム
SBIネオモバイル証券 限定される
PayPay証券 リアルタイム

約定タイミングはLINE証券とPayPay証券がリアルタイムですが、SBIネオモバイル証券は限定されます。

ここで1点補足ですが、単元未満での株取引では指値注文が使えません。購入も売却も全て成行注文になります。

通常の証券会社の単元株での取引は、成行注文であればすぐに約定します。しかし、単元未満株の場合、多くの証券会社では約定タイミングが限定されます。

SBIネオモバイル証券の注文時間と約定タイミングは下表のとおりです。注文した時に約定せず、約定タイミングで約定します。

注文時間 約定タイミング
0:00~10:30 当日の後場始値
10:30~21:30 翌営業日の前場始値
21:30~24:00 翌営業日の後場始値
非営業日 最初の営業日の後場始値

LINE証券とPayPay証証券はリアルタイム取引のため、成行注文と約定のタイミング乖離がありません。これは大きなメリットになります。

LINE証券とSBIネオモバイル証券での約定タイミングのズレを図に示します。

LINE証券はリアルタイム取引

▼取り扱い銘柄数と手数料

次に、取り扱い銘柄数と手数料を比較します。

証券会社 銘柄数 手数料
LINE証券 やや少ない スプレッド
SBIネオモバイル証券 多い 月額固定
PayPay証券 少ない スプレッド

銘柄数ではSBIネオモバイル証券が最も多く、ほとんどの上場株を単元未満で買うことができます。

手数料ではLINE証券とPayPay証券がスプレッド制です。買いと売りに価格差があり、これが手数料に相当します。

SBIネオモバイル証券は珍しい月額固定性です。何回取引しても、月の手数料は同じなので、取引回数が多いほど1回あたりの手数料は安くなります。

単元未満株のある証券会社比較

もう少し詳しく、下記の観点で比較します。

  1. 取り扱い銘柄数
  2. 手数料(取引手数料、スプレッド)
  3. メリット・デメリット

① 取り扱い銘柄数

証券会社 銘柄数
LINE証券 1,015銘柄
SBIネオモバイル証券 東証/マザーズ/JASDAQ
PayPay証券 日本株:155銘柄
米国株:137銘柄

※2021年7月時点

▼LINE証券

LINE証券は2020年10月に300銘柄から1,015銘柄に大幅拡充されました。主要な銘柄はほとんどカバーしていますが、売買したい株があるかどうかは確認しましょう。

▼SBIネオモバイル証券

銘柄数の多さはSBIネオモバイル証券がダントツです。ほとんどの上場株を1株から買うことができます。

▼PayPay証券

PayPay証券の銘柄数は少ないですが、厳選された優良銘柄ばかりであり、3つの証券会社の中では唯一の米国株も取り扱いがあります。

各証券会社ともに取扱銘柄は順次拡大しているので、いずれ銘柄数のデメリットは小さくなると思います。

② 手数料(取引手数料、スプレッド)

証券会社 手数料
LINE証券 0.2~0.4%
※銘柄ごと
SBIネオモバイル証券 220円/月
PayPay証券 0.5%~1.0%
※取引時間帯で変動

▼LINE証券

LINE証券はスプレッドが業界最安と公言しているだけあって、安いです。ただし、2020年10月に手数料体系が複雑になり、銘柄によって、手数料が0.2~0.4と変わります。

また一部の銘柄は場外(取引時間外)でも売買できますが、その場合の手数料は1.0%と通常より高くなります。

LINE証券の取引コストは以前はかなり安かったのですが、少し高くなってしまいました。それでも他の証券会社と比べると低いです。

▼SBIネオモバイル証券

SBIネオモバイル証券は手数料を月額制としています。月額220円で固定のため、取引回数が多いほど、1回あたりの手数料は安くなります。

さらに、SBIネオモバイル証券は200円のTポイントを毎月還元しています。Tポイントを株の購入に使えますので、月に1回以上取引すれば手数料の元が取れます。

実質的に手数料無料なので、約定タイミングの縛りさえ気にしなければ、SBIネオモバイル証券はお勧めです。

▼PayPay証券

PayPay証券は取引時間帯によってスプレッドが異なります。日本株の場合、市場時間内だと0.5%、時間外だと1%です。米国株の場合、市場時間内だと0.5%、時間外だと0.7%です。

市場時間外でも売買できるのはメリットですが、なるべく市場時間に売買した方がスプレッドを低くできます。

③ メリット・デメリット

特に気にしたいのはやはり約定タイミングです。

先述したとおり単元未満株は成行注文だけで、指値注文は不可です。そして成行注文でも、SBIネオモバイル証券では約定タイミングが限定されてしまいます。

注文した時点と約定の時点で価格が大きく異なる可能性もゼロではありませんので、気になる場合はLINE証券やPayPay証券の方がよいでしょう。

この点を加味しても、ガンガン取引できるメリットの方が大きい場合は、手数料が月額定額制のSBIネオモバイル証券を選ぶとよいと思います。手数料で利益が削られないのは、デイトレなどで何度も頻繁に売買する場合にはメリットがあります。

特徴が異なるので、使い分けるのが最もおすすめです。

▼メリット・デメリット

証券会社 メリット デメリット
LINE証券 リアルタイム取引 銘柄やや少ない
SBIネオモバイル証券 手数料が定額 約定タイミングが限定
PayPay証券 1,000円単位で取引
米国株を買える
銘柄が少ない

自分の投資スタイルに適した証券会社を選ぶのが良いですが、投資する銘柄や投資スタイルによって口座を使い分けても良いと思います。例えば次のような使い分けはおすすめです。

証券会社 購入する銘柄
LINE証券 メインで使う
SBIネオモバイル証券 LINE証券にない銘柄
頻繁に売買する銘柄
PayPay証券 1株価格の高い株
米国株

日本株はなかなか単元数の売買縛りが無くならず、これが必要な資金を高くして投資ハードルを高くしています。単元数未満株はこれから広まってくる投資スタイルだと思いますので、是非、積極的に活用してみましょう。

これだけは持っておきたい口座

◆GMOクリック証券
米国株CFD、日本株CFDならびに株価指数CFD。商品CFDも豊富。

◆LINE証券
1株から買える単元未満株を取り扱う。軽く投資を始めたい人に。
LINE証券口座開設
◆SBIネオモバイル証券
1株から買える単元未満株を取り扱う。手数料が定額制で売買頻度が多い人に。
SBIネオモバイル証券 口座開設
◆PayPay証券(旧One Tap BUY)
1,000円から端数株(0.01株など1株未満)を購入できる。日本、米国の優良企業が揃う。
One Tap BUY
◆アイネット証券
FX(為替取引)の自動売買「ループイフダン」
アイネットFX
◆ひまわり証券
高レバレッジCFDのくりっく株365。配当もある日経225やイギリスFTSEに。
くりっく株365
◆SBI証券
ネット証券最大手。つみたてNISA、iDeCoにも。
SBI証券[旧イー・トレード証券]