投資方法

ほったらかし投資や積立投資では配当金を受け取れるCFDを選ぼう。銘柄ごとの配当金と金利を比較。日経先物には配当が無い。利率の良いイギリスのFTSE100がお勧め。

小雀ちゃん
小雀ちゃん
どうせなら配当金を受け取れるCFDに投資したい。

CFDへの投資では「配当金」が受け取れます。

日経平均などの指数投資を考えたとき、先物やオプション、CFDなどの選択肢がありますが、どうせなら配当金を受け取れるCFDを選ぶのが良いと思います。

もちろん、長期投資なのか短期投資なのか、売買差益狙いなのか配当金狙いなのかなど、投資スタイルによって違います。

ただし、ほったらかし投資や積立投資をする場合は、配当金も投資目的の大きな理由になるでしょう。

この記事では、株価指数のCFDを対象に、配当金だけでなく金利にも着目して、「どのCFDを選ぶのがいいか」を考察したいと思います。

CFDを選ぶポイント

株価指数のCFDを選ぶときのポイントは3つあります。

  1. 配当金の有無および利率
  2. 金利の有無および利率
  3. CFDの価格

3つのポイントを一言で表すなら、「配当利回りが良く、買いやすい銘柄」ということになります。

それぞれの詳細を見ていきます。

配当金

株価指数のCFDは、普通の株式と同じように「権利付き最終日にCFDを所有していることで配当金を受け取る」ことができます。

CFDを買っている場合、売っている場合の考え方は、株の信用取引の場合と同じです。

買い建玉を持っている場合は配当金を受け取れますが、売り建玉を持っている場合は逆に配当金を支払わなければなりません。

CFDのポジション 配当金
買い 受け取る
売り(空売り) 支払う

ただし、株価指数のCFDには、CFDの銘柄(日経平均、ダウ平均など)によって「配当金を受け取れるもの」「配当金を受け取れないもの」があります。

ほとんどの証券会社で取引できる、代表的なCFDについて比較します。配当利回り等の詳細などは後述しますので最後まで読んでくださいね。

CFD銘柄 配当の有無
日経平均 日本 あり
NYダウ アメリカ あり
DAX ドイツ なし
FTSE100 イギリス あり

ドイツのDAXは「配当込み」の指数のため、配当はありません。配当が無い分、価格の値動きだけに集中できますが、配当金を目的としてた長期投資には向きません。

金利

株価指数のCFDでは「買いのポジションを持っている場合に金利を支払う」必要があります。

ここが通常株式の信用取引とは異なりますので、注意が必要です。

CFDの金利調整額が発生する理由は「原資である先物指数に対してCFDのポジションを作る際の対価に発生する・・・」とかなんとか理由はありますが、覚えなくても良いです。

次の表だけ覚えておいてください。

CFDのポジション 金利
買い 支払う
売り(空売り) 受け取る

金利調整額はさほど気にするものではありませんが、銘柄によっては配当金<金利となっているものもあるので注意が必要です。

この場合、配当金目的で買い付けや積み立てをしていても、差額分ずつ資産が減っていくことになります。

各銘柄の金利調整額について、後程説明します。

価格

CFDの価格も重要なセレクトポイントです。

当然、価格が安いCFDの方が買いやすいですから。同じ資金でCFDを運用する場合、価格が安いCFDの方が枚数の調整や売買タイミングの分散が可能です。

2019年4月時点の代表的なCFDについて比較します。

CFD銘柄 価格
日経平均 日本 2,137,300円
NYダウ アメリカ 2,587,200円
DAX ドイツ 1,153,800円
FTSE100 イギリス 743,300円

なお、CFDにはレバレッジが効くので、実際には運用資金以上の取引が可能です。

もちろん、配当金や金利は、レバレッジを効かせて取引した分について対象になります。配当金狙いでCFDを運用することの大きなメリットです。

CFDの銘柄比較

「配当金」「金利」「価格」を全てひっくるめた上での各CFDの比較をしてみます。

CFD銘柄比較表

2018年の1年間の合計で記載しています。(配当も金利も、月によって大小あります)

くりっく株365の実績から纏めています。

CFD銘柄 価格 配当金 金利
日経平均 日本 2,137,300円 40,834円 0円
NYダウ アメリカ 2,587,200円 56,692円 61,425円
DAX ドイツ 1,153,800円 0円 1,280円
FTSE100 イギリス 743,300円 30,945円 8,729円

次の表は「配当金ー金利」と利回りを纏めています。赤色ハイライトはマイナスとなっている個所です。

CFD銘柄 配当金-金利 利回り
日経平均 日本 40,834円 1.9%
NYダウ アメリカ -4,733円 -1.8%
DAX ドイツ -1,280円 -0.1%
FTSE100 イギリス 22,216円 2.9%

CFD銘柄比較表の解説

まず最初に、気になるであろうポイントを纏めます。

日経平均の金利が0円

現在、日銀によるマイナス金利政策が続いているため、日経平均CFDの金利調整額は0円となっています。ただ、いつまで日銀がマイナス金利政策を続けるかは未知数です。

マイナス金利が続いているうちは、金利を支払う必要がないので有利です。

DAXの配当金が0円

先ほど記載したように、DAXは価格自体に配当金が含まれている指数なので、配当金はありません。金利はあるので、長期保有や積立には向きません。

価格が上昇し続ければ別ですが。

考察結果

FTSE100がお勧め

結論から言えば「配当利回りが良く、買いやすい銘柄」は、イギリスのFTSE100指数かなと思います。積み立てや長期投資向き、という視点です。

配当利回り率が高く、価格も他の指数に比べて安いため、積立投資がし易いCFDです。

また、長期で見ても上昇を続けている指数でもあります。

FTSE100 5年チャート

ただ、普段から日経平均の値動きを追っている人には売買タイミングを逃さないという意味で日経平均CFDの方が良いでしょうし。

また、ダウ平均は価格の落差は大きいですが長期で見ると右肩上がり、かつ米国経済は世界の中でも一人勝ち状態ということを考えると「ダウ平均」も良い選択肢となってきます。

要するに「投資可能な資金」「投資スタイル(長期/短期/積み立て・・・)」「売買差益を狙うか配当を狙うか」などによって選ぶ銘柄を考えましょう、ということですね。

CFDは積み立てがお勧め

また、配当金を目的としたCFD投資は、積立投資がお勧めです。

2週間ごと、1月ごとなど、積み立てのペースと積立金額を決めて、長期に渡って運用すると、CFDの複利投資の効果を最大限に得ることができます。

積立投資をすると、CFDの平均購入単価を下げることができるので、多少の値動きには動揺せずに淡々と腰を据えて運用することができます。

あまり積み立てペースを短くせず、1か月単位等の期間を持って積み立てするようにしましょう。

どの証券会社でも毎月忘れずに積み立てすれば積立投資は可能ですが、自動で積立たい場合はワンタップバイ積み株がお勧めです。

1,000円からの少額で積み立てをすることができます。

ただし、今のところS&P500指数しかないので、今後の拡充に期待しましょう。

S&P500指数はアメリカを代表する株価指数であり、こちらの配当利回りも「1.7%」程度とかなり魅力的な銘柄です。

引用:ブルームバーグ―ケット情報

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日経225先物やNYダウ先物にお勧め。
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