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おつり貯金アプリの選び方。フィンビーとしらたまのどちらが良いかを比較。家計簿アプリと連携させよう。

小雀ちゃん
小雀ちゃん
おつりを自動で貯金しよう

以前の記事では、買い物した時のお釣りを自動で投資に回すアプリを比較、紹介しました。

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この記事では、買い物した時のお釣りを自動で貯金に回すアプリを比較、紹介します。

比較するアプリは「フィンビー(finbee)」「しらたま」です。

投資はハードルが高いけど貯金なら・・・と思っている人は、是非おつり貯金からスタートしてみてください。

おつり貯金アプリとは

おつり貯金アプリは、クレジットカードやポイントカードの利用時に、おつり分を自動で銀行口座へ貯金するサービスです。

アプリで「〇〇円単位に支払い、お釣りを貯金に回す」を設定し、発生したお釣りを自動的に銀行口座へ貯金します。

金額の設定と、貯金に回る金額の例を示します。

  1. 100円単位に支払い、お釣りを貯金する
    • 350円の商品を買うと「400円-350円=50円」が貯金されます。
  2. 500円単位に支払い、お釣りを貯金する
    • 350円の商品を買うと「500円-350円=150円」が貯金されます。
  3. 1000円単位に支払い、お釣りを貯金する
    • 350円の商品を買うと「1,000円-350円=650円」が貯金されます。

お勧めは100円単位として、チマチマと小銭を貯金に回すことです。長く続ければ小銭といえどしっかりと貯金を築くことができます。

おつり貯金アプリ比較

おつりの貯金先として対応している銀行口座や、おつり情報を取得する家計簿アプリなど、おつり貯金アプリを選ぶ時のポイントを比較します。

おつり投資の場合は、投資スタイルも考えてアプリを選ぶ必要がありました。

おつり貯金の場合は、まず「始めやすさ」「貯めやすさ」がポイントになります。

特に「始めやすさ」は重要です。貯金は早く始めるに越したことはありません。

既に利用している銀行口座や、家計簿アプリが対応しているアプリを選ぶのが良いでしょう。

比較ポイントを以下の表にまとめました。

それぞれの詳しい使い方は、次の章で説明します。

フィンビー(finbee) しらたま
始めやすさ
対応銀行口座 住信SBIネット銀行
みずほ銀行

地銀(次の章で紹介)
住信SBIネット銀行
家計簿アプリ連動 Zaim マネーフォワード
クレジットカード直接登録 ×
おつり以外の貯金方法 多種類ある(次の章で紹介) 少ないがある(次の章で紹介)
基本使用料 無料 無料

「始めやすさ」という観点ではフィンビーの方が優位です。

フィンビーはメガバンクのみずほ銀行に対応しているため、みずほに口座を持っていればすぐにおつり貯金を開始できます。

しかし、どちらのアプリも、対応する金融機関は順次拡大すると宣言しています。

おつり貯金という点では、どちらも大きな差はありません。

「始めやすさ」「貯めやすさ」を考え、選ぶポイントとしては次の4つです。

  1. 対応銀行口座
  2. おつり情報を取得する家計簿アプリ
  3. クレジットカード直接登録
  4. おつり貯金以外の貯金方法

対応銀行口座を持っているか

住信SBIネット銀行に口座があれば、どちらでもすぐに開始できます。

持っていなければ開設するか、フィンビー対応の銀行(次の章で紹介)に口座があればそこで開始するのが手間が無くて良いでしょう。

特にフィンビーは、みずほ銀行に対応しているのがメリットです。

しかし、住信SBIネット銀行はメリットも多いので、持っていないのであればこの機会に口座を開設しても良いと思います。

ネット銀行のため、手数料などが安く(無料)使い勝手にまさります。

家計簿アプリの利用状況

家計簿アプリを既に使っていれば、使っている方を選ぶのが良いでしょう。

わざわざ使っていない方のアプリを選んでしまうと、家計簿アプリの設定に時間を取られてしまいます。

家計簿アプリを使っていなければ、フィンビーの場合は「Zaim」、しらたまの場合は「マネーフォワード」の登録と家計簿アプリへの決済情報の登録が必要です。

家計簿アプリを新規に始める場合、当ブログ的にはマネーフォワードをお勧めします。

引用:App Store

マネーフォワードは銀行口座、各種クレジットカード、ポイントカードとの連携も簡単にでき、一度設定してしまえば全ての情報をアプリ上で管理できます。

別の話になってしまいますが、家計簿アプリはおつり貯金に関係なく、強く利用をお勧めします。

連携した銀行口座やクレジットカード、ポイントカードに至るまで、あらゆる情報や履歴をアプリで簡単に一元管理できるので、とても便利ですよ。

また、Zaimやマネーフォワードは「おつり貯金」アプリだけでなく「おつり投資」アプリにも対応しています。

いずれ投資を始めることを見越して、登録しておくのも良いでしょう。

クレジットカード直接登録

フィンビーでは、家計簿アプリと連動させなくても、直接フィンビーにクレジットカード情報を登録することで「おつり貯金」が可能です。

しらたまではマネーフォワードの情報を使うので、マネーフォワードの利用が必須です。

家計簿アプリの登録が不要という点では、フィンビーの方が優位です。

しかし、家計簿アプリから買い物明細を取得する方が、メリットは大きいため、なるべく家計簿アプリからおつり情報を取得した方が良いと思います。

家計簿アプリでは複数のクレジットカードやポイントカードを連動できるので、おつりを貯金に回す機会は多くなります。

また、家計簿アプリを使えばフィンビーにクレジットカード情報を登録する必要がないので、情報漏洩のセキュリティ観点からも安全です。

どのみち、フィンビーにゼロからカード情報などを登録するのも、家計簿アプリにゼロからカード情報などを登録するのも、手間は変わらないでしょう。

せっかく「おつり貯金アプリ」を使うのであれば、家計簿アプリとの連携をお勧めします。

おつり貯金以外の貯金方法を使うか

フィンビー、しらたまのどちらも、「おつり貯金」以外の貯金方法も備えています。

次の章(それぞれの使い方)で「おつり貯金」以外の貯金方法も説明します。

例えば「歩数で貯金」「特定の場所を訪問したら貯金」「ネット通販で値引きがあれば値引き分を貯金」など、ユニークな貯金方法があります。

場合によっては「おつり貯金」より自分に向いた貯金方法があるかもしれません。

その場合は、そちらのアプリを選ぶと良いと思います。

それぞれの使い方

それぞれの使い方を詳しく紹介します。

フィンビー(finbee)

フィンビーは地銀の対応口座が多いこと、貯金方法の種類が豊富なことが特徴です。

引用:App Store

対応銀行口座

以下の銀行が貯金先として対応しています。

みずほ銀行が対応しているのはメリットです。

  • 住信SBIネット銀行
  • みずほ銀行
  • 千葉銀行
  • 北洋銀行
  • 第四銀行
  • 伊予銀行
  • 百五銀行
  • 中国銀行
  • 東邦銀行
  • 武蔵野銀行

おつり貯金以外の貯金方法

おつり貯金以外に以下の方法で貯金をすることも可能です。

クレジットカード情報を直接フィンビーに登録する「おつり貯金」と、家計簿アプリと連動する「Zaim貯金」は区別して記載します。

おつり貯金

クレジットカードやデビッドカードをフィンビーに登録し、登録したカードでの支払い時に、おつりを貯金に回します。

100円玉、500円玉、1,000円札のいずれかを選択し、それぞれで支払った場合のおつりを貯金に回します。

以下は1,000円札を指定している場合に、590円の買い物をした場合です。

引用:フィンビー公式サイト

1,000円-590円=410円がおつりとして貯金に回ります。

500円を指定してる場合は、500円×2枚-590円=410円で、同様に410円がおつりとして貯金に回ります。

100円玉をしている場合は、100円×6枚-590円=10円で、10円が貯金に回ります。

Zaim貯金

家計簿アプリの「Zaim」から買い物明細を取得して「おつり貯金」を行います。

ルールの設定は「おつり貯金」と同様に100円、500円、1000円から選択します。

先にも記載しましたが、この「家計簿アプリ」と連携する自動おつり貯金こそが「おつり貯金」の最大メリットです。

つみたて貯金

「毎日」「毎週」「毎月」の積み立て間隔と、いくらを貯金に回すかの「貯金額」を設定し、つみたて貯金を行います。

銀行の積立式定期預金と変わりません。

歩数貯金

iPhoneのヘルスケア、AndroidのGoogle Fitに連動した、フィンビーが提供するユニークな貯金方法です。

設定した一日の歩数の条件を「クリアした場合」または「クリアしなかった場合」に、設定した金額が貯金されます。

  1. 1日5000歩歩いたら、500円を貯金する
  2. 1日5000歩歩かなかったら、500円を貯金する

マイルールとして「達成できなかったら貯金」とすると、サボりがちな運動のやる気も出るかもしれませんね。

チェックイン貯金

スマホのGPS機能を利用した、フィンビーが提供するユニークな貯金方法です。

フィンビーにチェックイン地点を登録して置き、地点に近づくと、設定した金額が貯金されます。

フィンビーでは、会社や学校、最寄り駅やジム、習い事の教室など、よく行くお気に入りの場所を登録するように推奨しています。

貯金額を大きく設定し、たまにしか行かない場所を登録しておくというのも良いかもしれません。

空き枠貯金

デビットカードのひと月分の利用金額、あるいはZaimに設定した月の予算に対して、余った金額が貯金されます。

例えば以下のように貯金されます。

  • 空き枠貯金の設定金額:100,000円
  • ひと月のカードの利用金額:82,000円
  • 18,000円が末日に自動貯金されます。
ワンタップ貯金

好きなタイミングで、好きな金額を貯金します。

「財布に500円玉が入っているから、500円玉貯金用の貯金箱に入れよう」と同じような感覚です。

マイルール貯金

貯金する条件を事前に自分で決めておき、条件を満たしたかどうかを振り返って、満たしていれば貯金をする方法です。 

自動で貯金されるわけではなく、毎回ふりかえりをする必要があるので面倒です。

面白い方法だとは思うので、飽きずに続けられるようなら試す価値はあります。

まず設定項目を決めます。

  • 貯金ルール名:任意の貯金名を入力
  • 条件:貯金する条件を入力
  • 金額:条件を達成した際に貯金する金額を入力
  • ふりかえり:「毎日・毎週」から選択

「ふりかえり」のタイミングでフィンビーから通知が来るので、アプリ上で「達成した」「達成できなかった」を選択します。

「達成した」を選択し場合、設定した金額が貯金されます。

しらたま

しらたまのメリットは家計簿アプリのマネーフォワードと連携していることです。

マネーフォワードは家計簿アプリの金字塔であり、利用している人も多いと思います。

複雑な設定を考えず、マネーフォワードとの連携だけで「おつり貯金」をできるので、気軽に始めることができると思います。

引用:App Store

対応銀行口座

以下の銀行が貯金先として対応しています。

  • 住信SBIネット銀行

対応する金融機関は順次拡大するとしていますが、メガバンクには対応してほしいですね。

おつり貯金以外の貯金方法

おつり貯金以外に以下の方法で貯金をすることも可能です。

おつり貯金

マネーフォワードの家計簿アプリと連携し、おつりを貯金に回します。

フィンビーのおつり貯金と考え方は同じです。

100円玉、500円玉、1,000円札のいずれかを選択し、それぞれで支払った場合のおつりを貯金に回します。

マネーフォワードに利用するクレジットカードやポイントカードを設定しておけば、しらたまの方には登録する必要はありません。

つみたて貯金

貯金する条件を事前に自分で決めておき、条件を満たしたかどうかを振り返って、満たしていれば貯金をする方法です。 

「毎日」「毎週」「毎月」の積み立て間隔と、いくらを貯金に回すかの「貯金額」を設定し、つみたて貯金を行います。

銀行の積立式定期預金と変わりません。

値引き貯金

マネーフォワードと連携しているネット通販での値引き額を貯金に回す方法です。しらたまのユニークなサービスです。

マネーフォワードと連携しているECサイトを利用するとき、値引き分を支払ったつもりで貯金に回します。

5%割引の商品を買う場合、その5%を貯金に回します。

総評

フィンビーの方が「みずほ銀行対応」「クレジットカードの直接登録対応」という点で、始めやすいかと思います。

一方のしらたまは「マネーフォワードとの連携」により、簡単に貯めやすいおつり投資が可能なことがメリットです。

みずほ銀行口座を持っていて、家計簿アプリの登録は嫌だという人は「フィンビー」を選択すると良いかと思います。

マネーフォワードを利用している人、あるいはこれから利用しようとしている人は「しらたま」を選択するのが良いかと思います。

どちらを使うにせよ、まずは始めることが重要です。

是非、この記事を参考にして、おつり貯金を始めてみてください。

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